父が亡くなって…ずっと考えていたこと。
母の安全を…どう守っていくか。
その日の夜まで元気で、
晩酌を楽しみ、いつものようにベッドに入り…
いつも通りの朝を迎えるはずだった父。
夜中に倒れ…それっきりだった。
父の時は、母がそばにいたけど…じゃあ今度は??
そんなふうに思ってたある日。
朝早く、従兄弟から電話。
「とことこちゃん、○さん(母)、どうしょうる??」
聞くと…電話をしても出ないという。
「多分、ゴミ出しに行って、
ご近所さんとでも話してるんじゃない??」
という私の予想は当たってたけど、
確かに「いるはず」の時間に電話に出ないとなると…
何かあったのではという気持ちになってしまうわけで。
何かあってはいけないんだけど、
異変は前触れなく突然起こることを知ってしまったから。
でも…行動を起こしたら、
親の「老い」を認めてしまうような気がして…動くことを躊躇してしまっていた私に
「トロトロ考えよぉる意味がわからん」
って喝を入れてくれた人の言葉に背を押されて…
どんな対策ができるのか、まずは検索。
わかったことは、
いいなって思うサービスには、
地方では受けれない(首都圏のみだったり、企業が一部の地域でのみ行っているものだったり…)といったものが多いということ。
そんななか、
大手のセキュリティ会社が高齢者見守りサービスをしていることがわかり
資料請求、説明、見積もり…と行動に移してみた。
わかったことは、大手の「見守りサービス」と言っても、
サービス内容ややり方がそれぞれ(基本的なことがおなじでも)違うってことで…
何に重点を置くかで全然違ったニーズが生まれるってこと。
で。
いろいろ検討して、
SEC○Mの見守りサービスを使うことにした。
こちらのサービス、
センサーによる本人の動きの確認が、遠くからでもアプリを使えば簡単にできること
12時間動きがなかったら、警備員が安否確認をしてくれることに加え
何かあった時、24時間対応で駆けつけてくれること
そして、携帯用の非常通報ボタンが押しやすいことが
私にとって決め手になった。
もちろん、
娘がいるのに他人様の手を借りなくても…とか、
いろんなことをまた…聞くことになるんだろう。
ひょっとしたら、
これが原因で予想外のトラブルに巻き込まれて…後悔することがあるかも知れない。
でも…そういう「もしも」を警戒しすぎて
起きてはいけない、
でも多分そう遠くない将来に起きるであろう「何か」に備えておくことの方が
今の私にとって必要なことだと思うから。
お金を出して母の安全を買う。
それができるのなら…やれるだけのことはやってみたいと思う。
今回参考にしたのはこちらです