「今日は、『大将』やっちゃるけえ」
なんて。
テーブルの上に、卓上の焼き機(コンパクトサイズだけど、バーベキューにも使えそうな…本格的な感じ)を置いて。
冷蔵庫からは、なんかスペシャル感漂う(聞いたらお取り寄せしたらしい)…焼き鳥のお肉。
「わああああ!!!」
声を上げる私に
「焼いちゃるけえ、座っちょけ」
ということで
私は完全にお客様で。
スペシャルな焼き鳥屋さん、開店。
目の前で焼いてもらったお肉を
「たれもそこもあるで」
「お塩、美味しいの買ったって言ってたから、それでやってみる」
好みの味で。
あつあつで、
柔らかいけど弾力があって
かじったら、お肉の旨味が口いっぱいジュワッと広がって…
「…これ、食べたら、その辺のお店のって食べんでいいよなあ」
「家でこれだけの味が食べれるんだもんね」
なんて言ってる目の前で
お肉から落ちた油が炎を呼んで
「…お店の焼き機みたい!!」
美味しい時間はあっという間。
だけど
「焼き肉もできそうじゃなあ」
「ソーセージとか、お野菜も焼けそう」
「バーベキューできそうじゃなあ」
「じゃったら、締めはやっぱり焼きマシュマロ」
多分。
ずっと続くコロナ禍で、ずっとお出かけできないで
GWもおうち時間だったから
おうちでもめいっぱい楽しめるようにって…思ってくれたのかな。
次はどんなふうにして楽しもうかって、そんな話も尽きない、そんな時間。