ある日の夜。
お風呂から上がってのんびりした時間。
ふと、携帯を見ると着信が入っていた。
履歴を見ると…仲の良い同僚さん。
着信時間は…11時近い時間だった。
仲がいいとはいえ、そんな遅い時間に電話をかけてくるようなそんな人ではないので、
何か緊急を要することか、と思い
『何かありましたか?? 明日朝で大丈夫?』
とメールをしたが返事はなく…
翌朝、目が覚めて、見ると
『当たってしまいました』
深夜0時を回った後のこのメッセージ、
ってことは…やっぱり緊急、だったんだろうか。
いったい…「何」が当たったんだろ????
寝起きの頭が一瞬で覚醒した感じになって、
いろいろと思いを巡らせる。
「何」が書いてないってことは…わざと書かない、書けない状況??
だったら、いいことじゃあない、のかもしれない。
ってことは…ストレートに言えない何かが起こったって…こと???
そういえば、同僚さんのいる事業所近辺は、コロナの陽性者も多いはずだし…まさか…ね。
心配で心配で
とにかくある程度真っ当な時間になった頃
『とりあえず後で電話して大丈夫ですか?』
とだけ送ったら
その数時間後
『ごめんね、手が間違えて当たって、電話かかっちゃってたんよ』
。
「手」が「携帯」に当たってただけですか。
なんだか一気に安心して、脱力して
コロナがさらに身近な脅威となってるって考えさせられた
そんな時間でした。
…………早合点する癖、なんとかしないと、ですね。