ふと思いたって、ひとり上映会。
1983年公開の、薬師丸ひろ子さん、真田広之さん主演の「里見八犬伝」。
………….役者さんが、今と比べると超絶的に若い!!
(いや、今から35年以上前の映画だし……)
舞台は、戦乱の世。
怨霊玉梓によって家を滅ぼされ、
追われる身となった里見家の静姫は、
100年前の玉梓と里見家、そして伏姫との縁に導かれるように
「仁義礼智忠信孝悌」の文字の刻まれた珠を持つ8人の犬士たちと巡り合う。
妖怪たちの巣と化した城へ乗り込んでいく犬士たち、
しかし、さまざまな罠と強敵たちとの激闘に、犬士は一人、またひとり命を落としていき……。
という、滝沢馬琴さんの「南総里見八犬伝」とは……かなり違ったストーリーに
この映画のテレビ放映(だったと思うんよね、多分)を見て、興味を持って
子ども用の超簡単な「里見八犬伝」を読んだ私は、いろんな意味で驚愕したんだけど。
多分、当時流行っていた??
カド◯ワ映画のひとつだったんじゃないかって思うんだけど
とにかく、アクションあり、ロマンスあり、ちょっとエロちっくな表現ありの……
2時間ちょっとでよくここまで詰め込んだなあっていうのがやっぱり一番の感想で。
特に、玉梓をはじめとする敵方の妖怪とか、そのお城とかっていうのが
いわゆる東◯にスーパーヒーローものを彷彿とさせて
その最終決戦の流れは……ヒーローものの最終回そのものって感じで……
すごいなって思うのは、
当時の特撮?技術が違和感なくこの妖気あふれる世界を作り上げてることで
多分、今のCG技術とか使ったら、当然もっとすごいものになるんだろうけど
そういう綺麗さっていうのかな、そういうのではないおどろおどろしさを表現できてるのはすごいなって。
設定的には、絶対、ありえんでしょっていうその展開にちょっとワクワク、
展開が分かっていながらかなりハラハラしながら
のんびり楽しむことができました。
たまにはこういう時間も……いいなあ。
これ!!
今でも手に入るのは嬉しい???
こういうのもあったんですね。
これは知らなかったです。