◆特徴◆
・ジャボチカバは樹高10mほどになる常緑性の高木
・白い花が幹から直接咲き、直径2~3cmほどの大きさの実はブドウの‘巨峰’
そっくりで、味もブドウに似ている
・春から秋に数回実をつけるが、夏は開花・結実を休む傾向がある
・成長はやや遅い
・幹が太くなるにしたがって収穫量が増大し、原産地のブラジルでは一度植えれば
孫の代まで収穫できるといわれている
・鉢植えでもよく結実し、耐寒性も強いので、家庭で楽しむのにおすすめ
・果実は、収穫して次の日には味が落ちるほど日もちしないので、生食に適している
・冷凍すれば1か月ほど保存できる
・果実にはビタミンCとカリウムのほか、高血圧と脳卒中に効果があるタンニンと、
抗炎症、毛細血管強化等に効果があるシアニンを多く含む
◆日照◆日向
・日光がよく当たる場所で育てる
・日光が不足すると実つきが悪くなる
・比較的寒さに強いので、関東地方以西では戸外でもよく冬越しする
◆耐寒性◆普通
◆耐暑性◆普通
◆生育適温◆
◆草丈◆
・鉢植え:0.3~3m
・地植え:0.3~3m
◆性状◆常緑性高木 (自家結実性あり)
◆開花時期◆
◆結実次期◆7~10月
◆結実年数◆
◆果重◆
◆果実のサイズ◆
◆用土◆
・赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土などの用土が適している
◆水やり◆
・庭植え:鉢土の表面が乾いてから水を与えるが、乾燥を嫌うので水切れに注意する
夏に晴天の日が続く場合はよく乾くので毎日水やりを行うとよい
冬に生育を停止している場合は乾かし気味に管理する
・地植え:雨が降らず土が乾燥したときは水やりをする
◆肥料◆
・化成肥料を施すと、肥料焼けしやすい傾向がある
・成長期に入るころ、骨粉入りの油かすなどの有機質肥料を控えめに施す
◆剪定時期◆
・充実した枝に実をつけるので、混みすぎた細い枝は随時根元から切って
風通しをよくする
◆植え付け、植え替え時期◆
・1~2年に1回は、植え替えを行うようにする
・特に小株は植え替えを怠ると成長が遅れる
◆病気◆特になし
◆害虫◆アブラムシ、カイガラムシ
・風通しの悪い場所で枝が混みすぎたり、日光不足で間のびすると、
アブラムシやカイガラムシが発生することがある
◆増やし方◆
・挿し木:4月から9月にさし木でふやすことができる
枝を5~7cmほどの長さに切って、バーミキュライトや赤玉土小粒
などの清潔な用土にさす
◆育て方注意事項◆
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