2023年現在、8年生くらい
◆特徴◆
・アセロラは、高さ3mほどになる常緑の低木で、熱帯アメリカに自生している
・樹勢が強く、水と肥料を多く与えると旺盛に成長するが、花が咲きにくくなる
・サクランボの形に似た赤色の果実にはビタミンCが多く含まれるが、日もち
しないので一般には生の果実は少量しか流通していない
・6号鉢程度の鉢植えでもよく結実するので、家庭で楽しむのにおすすめ
・家庭用果樹の鉢物としても市販されている
◆日照◆日向
・日光がよく当たる場所を好む
・暗い場所では間のびしがちになり、花が咲かなくなるので注意する
・冬は水を控えれば0℃近くまで耐えるが、なるべく5℃以上に保ちたい
◆耐寒性◆やや弱い
◆耐暑性◆強い
◆生育適温◆
◆草丈◆
・鉢植え:
・地植え:
◆性状◆常緑性低木
◆開花時期◆春から秋にかけて3~4回程度開花
・花が咲いても結実しないことが多いので、トマトトーンやジベレリンを
花全体に吹きつけるように散布するとよい
◆結実次期◆6月~10月
◆結実年数◆
◆果重◆・・・
◆果実のサイズ◆・・・
◆用土◆
・赤玉土中粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適している
◆水やり◆
・鉢土の表面が乾いてから水を与えますが、冬は乾かし気味に管理する
◆肥料◆
・春から秋にかけての成長期に、チッ素、リン酸、カリの三要素が等量か、
リン酸がやや多めの化成肥料を規定量、置き肥として施す
◆剪定時期◆
・強い剪定は4月に行う
・枝が混み合った部分は間引いて、風通しをよくするようにする
・成長期間に1~2週間に1回くらいの間隔で随時枝先を剪定すると花芽が
つきやすくなる
◆植え付け、植え替え時期◆
・鉢のサイズを変えずに植え替える場合は、枝葉を半分程度切り、
根土を1/3程度取り除いてから新しい用土を足して植え直す
・鉢のサイズを大きくする場合は、根土をあまりくずさないので、
剪定も軽めとする
◆病気◆特になし
◆害虫◆カイガラムシ、アブラムシ
・枝や葉が混み合うとカイガラムシが発生することがある
・日照が不足しがちな場所では、アブラムシが枝先に発生することもあるので注意
◆増やし方◆
・挿し木:4月から9月にさし木でふやすことができる
枝を5~7cmほどの長さに切って、バーミキュライトや赤玉土小粒
などの清潔な用土にさす
◆育て方注意事項◆
・アセロラの実は、花に受粉がおこなわれて初めて実をつけるので、
花が咲いた分しか実はつかない
・「トマトーン」を500倍に薄めて花に1つ1つ1回だけスプレーする
・吹きかけるタイミングは、咲いている時の花びらの色がピンク色の時がベスト
・花が咲いている時に着花作業をやっておかないと、花が咲いた後は、
実をつけずに枯れるだけになってしまう