◆特徴◆

・ブラジル原産のグァバの仲間で、果実にイチゴに似た風味があることからストロベリーグァバとよばれている

・和名をテリハバンジロウといい、滑らかな木肌と光沢のある葉の美しさから、観葉植物としても栽培される

・高温多湿を好むが、耐寒性も比較的強く、4.4℃で越冬できる

・関東以南では庭植えも可能だが、一般には鉢植えで栽培

・黄色い実のキミノバンジロウは、果実としては赤い実のテリハバンジロウよりも風味に富み流通量も多い

・熱帯果樹のなかでは比較的栽培しやすい

・名前が似るが、グァバとは別種の植物である

・日本の極暖地に帰化しており、要注意外来生物に指定されている

 

◆日照◆日向

・4月上旬~11月中旬の生育期は、戸外の直射日光下
・越冬中は、室内の日当たり(暖地なら戸外で霜除け)

 

◆耐寒性◆強い(越冬4.4℃)

・冬の温度管理に 気をつける

・最低0℃を保つとよい

 

◆耐暑性◆

 

◆生育適温◆

 

◆草丈◆

・鉢植え:1~2m

・地植え:3~5m

 

◆性状◆常緑低木(自家結実性あり)

 

◆開花時期◆4~6月

・前年枝の中間付近から伸びた短枝の先端付近に開花結実する

 

◆結実次期◆9~10月

 

◆結実年数◆

 

◆果重◆

 

◆果実のサイズ◆2.5cmくらい

 

◆用土◆

・日当たりがよければ、土質は特に選ばない

 

◆水やり◆

・生育期は、土の表面が乾けば与える(乾き気味に管理)

・越冬中は、ごく控えめに

 

◆肥料◆3月

・3~5月、7月、10月に、固形肥料の置き肥

 

◆剪定時期◆3月上旬~4月中旬

・不要な枝を間引く程度に切る

・徒長枝は、1/3程度に切り縮める

・枝が対生する性質上、よく枝同士が交差するので、不要な枝は2~4節残して切る

 

◆摘果時期◆7~8月

・葉10~12枚につき実1~2個とする。(1本の枝に実1~2個が目安)

 

◆植え付け、植え替え時期◆

・4月上旬~6月上旬か、9月上旬~10月上旬(春のほうがよい)

 

◆病気◆強い

 

◆害虫◆強い

・アブラムシとカイガラムシには注意

 

◆増やし方◆

・挿し木・接ぎ木・取り木:4月下旬~9月中旬。

・タネまき:5~9月(採ってすぐにまく)

 

◆育て方注意事項◆

・果実は葉10枚に対して1果程度が適当、株全体で8~10巣を目安に摘果する

・幼い実は強い酸味があるので、完熟してから収穫する

・冬の温度管理に 気をつけ、乾いた季節風や、強い霜は避ける。