◆特徴◆
・新葉からワインレッドの葉が目立ち、観葉的な価値も高い品種
・初心者向き。育てやすく用途多彩
・殻が薄く割りやすい
・生でもローストでも食べられる上品なピーナッツのような味わい
・お菓子にもよく使われ、栄養素が高いといわれるアーモンドよりもオレイン酸
が多く含まれている
・カロリーは100gあたり684kcal
・秋には紅葉も楽しめる
◆日照◆日向
◆耐寒性◆普通
◆耐暑性◆強
◆生育適温◆・・・
◆草丈◆
・鉢植え:1~2m
・地植え:2m~4m (葉張り)3m前後
◆性状◆
・直立性 落葉樹
・1本でも実をつけるが、実付きは花粉の量で決まるので 複数本植えると
実付きがよくなる
◆開花時期◆2~4月
・結実させるには2品種以上を混植する方が安定する
・雄花は前の年の夏につくられ、越冬して春に花粉を撒く
・雌花は前年に出た枝の葉脇から、うろこのついた蛹のような形のものができ、
花弁はなく開花すると先端からめしべを出す
◆結実次期◆9月頃
◆結実年数◆5~7年
◆果重◆・・・
◆果実のサイズ◆1~1.5cm前後
◆用土◆
・水はけがよく、肥沃な用土を好む
・地植え:土地の土を掘り返し多めの腐葉土と元肥を混ぜこむ
・鉢植え:市販の果樹用の土でよい
自作する場合は、赤玉土7:腐葉土3くらいに緩効性化成肥料を混ぜる
◆水やり◆
・地植え:不要
・鉢植え:土が乾いたらたっぷりとあげる
◆肥料◆
・地植え:肥料は特に必要なし
・鉢植え:年2~3回は必要
・固形肥料やIB化成などの緩効性肥料を中心に与える
・たくさん植える場合は、収量にもよるが、年に成分量で10a当たり
チッソ15kgの施肥は必要
・施肥時期:11月に7割くらいを元肥、9月ごろに残りを追肥
◆剪定時期◆12月~1月
・ヘーゼルナッツはサッカー(地下茎から伸びた枝)が広がり茂る性質があるので 主枝を3~5本くらいに制限して株状に仕立てる。
・夏場に伸びるサッカーを絶えず刈り取らないと茂る
・樹冠も大きくなりやすいので、適度に切り戻しや間引きを行い、効率のよい
樹冠の大きさを維持するようにする
・雌花は、前年枝の充実した短果枝の先端と、それに続く2~3のわき芽と、
さらには雄花の着生した枝の基部の葉よう腋えきにも着生する
・一方、雄花は樹冠頂部のよく伸びた長枝の頂芽と、それに続く2~3のわき芽が
わずかに伸長して着生する
・開花期になると、長い雄花か穂すいが樹冠の上部に花粉をばらまくために
ぶら下がっいて、下に雌花がある
・樹冠頂部の枝を、長いからといって開花前に切ると、雄花を落とすことに
なるので、授粉後でないと切れない
・風通しが悪くなったり、株の形が崩れたところの枝を剪定(切り戻し)する
◆植え付け、植え替え時期◆
・霜が降りる前の12~2月
・春に植えると半分くらい失敗するという情報があるらしい
◆病気◆特になし
・枯れる原因としたら、春の植え付けか水切れの可能性がある
◆害虫◆特になし
・カミキリムシに好まれるという情報アリ
◆増やし方◆
・挿し木(6~7月)
・接ぎ木(6~7月)
・種まき(10~12月)
◆育て方注意事項◆・・・
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