2023年12月撮影 (たぶん現状2年生)
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◆特徴◆
・種が小さく、もち米のようなもちもち食感がとてもおいしい
・香りも素晴らしく、中国では最高級ともいわれるライチ品種
・果実は、樹上で熟している状態では鮮やかな赤だが、収穫すると
1日もたたずに茶色っぽく変色してしまう
◆日照◆日向
◆耐寒性◆弱 (成木で-2℃)
◆耐暑性◆普通
◆生育適温◆15~30℃(亜熱帯果樹)
乾燥気味な気候
◆草丈◆
・鉢植え:1m 〜 2m (常緑小高木)
・地植え:~10m
◆性状◆常緑
◆開花時期◆5月~
◆結実次期◆8月上旬〜8月中旬(晩生種)
◆結実年数◆2~4年(自家結実)
◆果重◆・・・
◆果実のサイズ◆約3cm
◆用土◆
・赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土など、水はけのよい用土が適している
◆水やり◆
・鉢土が乾いてから水やりをするが、結実している期間は、水を十分与える
ようにする
・冬は、土をできるだけ乾かすと花芽分化するので、乾かし気味に管理する
◆肥料◆
・春から秋の成長期間中に三要素(チッ素、リン酸、カリ)が等量か、
リン酸がやや多めの肥料を、規定量置き肥する
◆剪定時期◆
・収穫後すぐに行う
・密生枝、下垂枝、内向枝、枯れ枝等を剪定する
・花芽は前年度に伸びた充実した枝につくので残すようにする
◆植え付け、植え替え時期◆
・1~2年に1回
・根詰まりすると生育が衰え、花つきが悪くなり、収穫量も減る
◆病気◆特になし
◆害虫◆ハダニ、カイガラムシ、レイシホソガ
対策として実に袋がけする
◆増やし方◆
・挿し木
・種から植えた実生苗だと収穫までに8~10年?
(熱帯果樹の種まきは、実から取り出してすぐ蒔く)
◆育て方注意事項◆
・生育適温15~30℃の亜熱帯果樹で、花芽分化の為には低温と土壌の
乾燥が同時、あるいはいずれかが必要である
・開花時期の多雨は着果不良の原因となるが、果実肥大期は雨量が多い
方が好ましい
・幼苗時の根が極めて弱く、強風などで根が動くと枯死することがあるので
植え付け後3年間は風除けすること。
・日なたを好む
日当たりが悪い場所では軟弱になり、花が咲かなくなるので注意する
・成木は0℃近くまで気温が下がっても耐えるが、果実を収穫したい場合は
室内のできるだけ暖かい場所に置いて冬越しさせると可能になる