太陽の子/灰谷健次郎
- 灰谷 健次郎
- 太陽の子
今日 灰谷健次郎さんが亡くなられました
大好きでした
小学生の頃
「太陽の子」が課題図書になり
扱っている内容が重くてとても読みきれず挫折しました
中学生の頃
「兎の目」を父の通勤本から拝借し
またもや読み切ることなく挫折しました
高校~大学の頃にどっぷりはまり大好きでした
子どもに対する視線が
とてもやわらかくそして時には厳しく
愛に溢れていました
確か 新潮社から出版をしていたのですが
いつだかの少年犯罪者の実名報道で出版社に猛抗議し
氏の出版物をすべて他社に移すことにされたほど
だけどその当時の私は
「加害者少年も保護されるべき存在」
と言った氏の発言を受け入れることが出来ませんでした
それからしばらく
氏の作品を読めなくなっていました
最近では「天の瞳」がドラマ化されたことが有名ですね
もう新しい作品を読めなくなると思うと
とてもかなしく寂しい気持ちでいっぱいです
心よりご冥福をお祈りいたします