新年度が始まりました。

 

新しい環境がスタートしたという人、

人が新たに加わり違う空気が流れ込んできたという人、

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

春の新スタートは、すがすがしいですねニヤリ

 

 

 

その空気感を楽しめる人、

不安と緊張感でいっぱいな人、

やる気に満ちる人、

 

あなたはどんな氣をもっていますか?

 

 

 

誰しも

慣れない人と触れ合い、

慣れないモノを扱うと

疲れるものです。

 

好奇心旺盛で冒険家な気質の人でも

知らず知らず疲れがあります。

 

氣持ちが高ぶるからです。

 

 

 

新しい環境や人と上手くやっていけるか

不安でいっぱいの人は、

大丈夫チュー

 

「慣れること」が大きな武器になりますから、

落ち着いて過ごしていきましょう。

 

 

 

 

今日は氣持ち、感情のお話。

 

このやる氣や不安という氣持ち、

実は東洋医学的には「五臓」が司ります。

 

身体の五臓が感情を生み出します。

また、感情が五臓に影響を及ぼします。

 

 

 

例えば、やる氣。

怒り、向上心もそうです。

 

やる氣が湧かなければ物事に取り組もうとする力が湧いてきません。

このやる氣の感情は五臓の「肝」が司ります。

 

 

また、不安という感情はどうでしょう。

恐れ、恐怖、慎重さもそうです。

 

恐れてばかりいても行けませんが、慎重さがあるからこそ行動に謙虚さが出てきます。

この不安の感情は五臓の「腎」が司ります。

 

 

 

怒りすぎると「肝」を傷めます。

恐れすぎると「腎」が弱くなります。

 

そうやって感情が行き過ぎると五臓に影響を与え、

五臓に影響を与え続けると、他の五臓に影響を与え始めます。

 

五臓が痛み始めると他の司る感情が表れるようになるのです。

 

だから、行き過ぎた感情を持ち続けることは、

身体にとっても良くないことなのです。

 

 

 

 

私は、幼い時から自己肯定感が低く

大人になってからも辛い気持ちを持ち続けていました。

 

誰が嫌とかでもないのに、

何がそうさせるのか、常に探るような日々が続きました。

 

東洋哲学と共に東洋医学を学び始めて

五臓が感情を司ることを知り、

自分で漢方薬を使い調整することにより

ずいぶんと「生きやすく」なりました口笛

 

精神科で漢方医薬品をよく使われるのは、

この身体のバランスを整えることによって

行き過ぎた感情をバランスよくするためでもあります。

 

東洋医学はこの「バランスを整える」ということに優れているのです。

 

 

 

話は戻して…

この新学期、さまざまな氣持ちを持って新たな生活が始まった皆さん。

 

感情はほどほどが良いのですよウインク

 

程良い緊張感と慎重さを持って、

「慣れる」よう

頑張っていきましょう音譜