少しは恥じらいというものを。

高2ソラ、部活の準備。


タオルのほか
替え用のTシャツ、ソックスを数枚ずつのほかに
下着のパンツを手にしたのを見て
私は声をかけました。


「パンツまで持ってくの？」



「当たり前だよ！
今年の冬は暖かいせいか
すぐ汗びっしょりになるし。
夏なみに着替えを持っていかないとね～」



「着替えてきたもの、忘れてこないでよね」


「忘れねーよ。
ラウンジに着替えたものそのまんまだったら、みんなに迷惑じゃん！」



・・・・・は？ラウンジ？



ラウンジって、あの食堂だよね？


「そーだよ。なんだ、今さら」


「あんた、ラウンジでパンツまでも履き替えてるの？」



「は？みんなやってるけど？」



しょ・・・衝撃・・・



息子の学校、
確かに男子の割合のほうが多いけど、
基本は共学。



「ま、まさかあんた達、
あの見通しの良いラウンジで真っ裸・・」



「え？何考えてんだ
ちゃんと椅子に座ったまま
タオルを腰から下で巻いて、
周りから見えないようにうまくやるんだよっ！」


いやー・・そうだとしても



少しは気にならないのかしら。
うっかり見えちゃったら・・・とかさ。



あ。気にならないから着替えてるのか。



いまだに浮いた話ひとつ聞こえてこない理由が
分かった気がするわー






↑秋田で有名な「シバタの焼肉のタレ」。
これ、ほんとにおいしい