※不登校NGという話ではありません
※不登校=親の責任という話でもありません
この記事を読んでいて
不登校のご家庭の親御さんと話していると、被害者意識が不必要に強い方が散見されます。
「クラスメート・担任にいじめられた」とか
「クラスメート・担任と合わない」とか
んで、そういう話をよくよく聞くと
「いじめられたのはもう何年も前のケース」だったり
「いじめられたと思っているけれど相手にはその観念がない」、
などを子どもでなく「親が」いつまでも引きずっていたり、「親が」感じたことを子どもにそのまま伝えてしまうので子どもの認知バイアスに偏りが生まれているケースもあります
残念だなーと思いますね
でね、そういう親御さんって呪いのように「学校が悪い」「クラスメートが悪い」って仰るのですね。
自分の交渉力が弱いとか子どもの忍耐力が弱いとかよりも、まずは相手が悪いという前提で思考してる訳です。
いやまあそりゃそうなんですよ。
突然怒鳴ってくるとか、もう人類というよりも猿人類な人種って確かに一定数いる訳です
でもそういう人からしてみたら「自分は普通だ何が悪い」って話なので、そこでこちら側も「うちの方が普通だいじめてるのはそっちだろ」って言っても一歩も進みませんからね…。
しかしながら、この「猿人類」と「ナーバスな人類」は両極端でありながら共通する項目がありまして、それは前述の
自分は普通だ、相手が普通でないのでこちらが被害者だ
という意識です。
でね、人生に於いて最大にムダなのがこの「どっちが」問題なのかなって私は思うのです。
この「どっちが」意識がある限り、どれほどステージを変えようとも人間関係の摩擦は繰り返されるので、重要なのは
ステージを変えることでもなく
「相手が悪い」「自分が悪い」と誰かを責めることでもなく単純に
ソッカー!おけおけ!
(終了・放置)
することではないでしょうか。
ちなみにこの技術は高IQ娘が開発した「おけおけ技術」と(私が勝手に)ネーミングしているスキルです。
①トラブルが起きる
②「ソッカー!おけおけ」(離れる)
③大人に相談(担任や他教科講師、その他信頼を寄せている誰かなど)
④場合によって三者話し合い、あるいは自分の中で切り替えて終了させる(無理矢理に両者円満解決しない、それでok!ここで終了するのがポイント)
⑤解決(親は介入しない)
低学年ではそうも行かないかもしれませんが、3~4年生あたりからこの練習をしておくと高学年がぐっとスムーズかと思います
不登校は悪ではありませんが、選択肢が限定されていく生き方だと思います。
考え方の参考になれば幸いです
高学年で不登校の場合は、もう十分にお留守番ができるので親は外に働きに出ると良いかもしれません。
家に話し相手がいないと子どもも暇を持て余して社会に踏み出すかと思われます