通勤ルートにね
毎年ツバメが巣を作ってる駐車場があるんですよ。
その駐車場はビル地下にありまして、入り口があって坂を下っていくと駐車場になっているタイプで、私は毎年そこの入口付近にツバメが巣を作ってるのは知ってたのですけど「どうやって出入りしてるんだろう?」とホンット不思議に思ってた訳です。
だって24時間営業ではない駐車場(ビル地下)よ?
24時間営業でないのであれば営業時間外はシャッターなり扉なり降りてるはずですよね?
で、今年ツバメウォッチング歴5年目に差し掛かってきたのでもう辛抱ならんわ!って思って受付のとこまで降りて行って守衛みたいなおじいちゃんに聞いてみたのですよね。そしたら!
23時から4時までシャッターを下ろしますが格子タイプのシャッターなんですよ。
なので、器用にその間からちょいちょい出入りしてます
なるほど、このタイプね!!!
※画像はイイメージです
23時から4時だけ静かって…。都会のツバメってタフだわ…
今年のプールは6月から!地球が不安ですね…
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で、まあ通勤ルート上ですしせっかくなので毎朝毎夕のごとくツバメウォッチングしてたら
ある日生まれてまして
おお、今年も無事に生まれたな!と思ってホクホクしてたらある日結構ミッチリ大きくなっていて
あれっ何か急に大きくない?なんか巣から落ちそうじゃない???って思ってたその日の帰り道!!!!
巣からハミ出そうになってたけど大丈夫かしらって思って駐車場の中に入って確認しようとしたら!
巣が半分くらい床に落ちちゃってるのですよ
ギャワワワワって思っておじいちゃん守衛さんに聞いたら昼頃巣立って行ったようで、なんだ良かった良かったと思って帰ろうとしたら!!!!!人の好さそうなオバサマが
あの…そこの路上(自転車が走る専用のレーン)にツバメが落ちてるんですけど…
どうしたものかと思ってるんですが私、鳥に触れなくて
でもあのままあそこにいたら絶対に轢かれちゃうと思うんです
ええええええええ
って思って行ってみたらツバメが自転車レーンと車道レーンの間で座ってるんですよね
もうこれは仕方ないと思ってオバサマに荷物を託してティッシュでツバメをそっと包んで「あれっ拾ったはいいけどこれどーすれば…」って思いつつ歩道に戻ったら自転車に乗ったアンチャンが
はいこの箱、そこら辺に落ちてたので使ってください。
まあ野鳥だし落ちちゃってるんでダメになると思いますけど…
ええええええええええええええええええ
んで、アンチャンさっさと立ち去っちゃうし、オバサマも何となく空気読みつつ帰宅しちゃうし、私このきったない箱を持って駐車場に戻っておじいちゃんに相談しようとしたらおじいちゃん別の守衛さんと勤務交代してまして、若手守衛が
いやツバメとか管轄外ですしw
こちらに言われても知りません
って言うんですよ!!!
いやそりゃそうだけどおまえ一回アメンボあたりから前世やり直してこいって思いましたよね…
んで、親鳥は狂ったみたいに探してるんですけど雛が鳴かないので場所を特定できないのですよ。
とりあえず箱を巣の下の端っこら辺に置いて15分くらい様子見しましたけど雛は鳴かないし、区の鳥獣何とか課も営業終了してるし、近隣の動物病院も営業終了してるし、これができれば良かったんですけど
脚立じゃ届かない位置にある上に脚立なんか貸してくれそうにもないし、何より親鳥がすぐそこで見張ってるのでこれやったらそれこそ100%に近い確率で放棄しそうだし、となるともう私にできることは
「連れて帰って保護をして月曜届け出る」
「このままここに置いておいて翌朝まで様子見する」
この二択しかなく、前者ツバメだと絶対に親鳥以外からだと餌を食べずに死ぬ可能性が高く、となれば消去法で帰宅した訳なんですけど…。
嫌な役回りだと思いましたね…。何でツバメウォッチしちゃったんだろうって後悔しましたよね
で、ハアアアアって思いながら今朝見に行ったら!!!!!
おじいちゃん守衛が雛の箱を
ここに移動させてくれていたので雛と親鳥が違和感なく出会えたようでものすっごい勢いで元気になってたんですよ!!!
わーお!!!
そこ、モノを置けたのね!!!さすがおじいちゃん!!!ツバメマスター!!!
そのツバメ知識をあのアメンボ小僧守衛に伝授しとけぃ…って思いましたよね…
さて、今年の年末はアレですかね。
雪の中をツバメ地蔵がぞろりぞろりとやって来てうちの前に米俵とか置いてくれるのよね
※ちなみにi一部野生生物の保護は法律で禁止されています。
でもさ、目の前でちっこいのが死にそうになってたらそうもいかないですよね…だったら鳥獣課を24時間開店させといてって感じ…