島原鉄道大正(タイショウ)駅近くで撮ったあと国道251号線を西に戻り、途中から諫早湾干拓事業の堤防上の道路を通り国道207号線へとショートカット。
諫早湾干拓事業の是非については、たいした知識を持ち合わせていない私がここで論じても話をややこしくするだけなので何も書かないですが、この堤防道路を通れば島原半島東部から佐賀県方面へ行くにはかなり時間短縮されたのは事実でしょう。

さて、国道207号線を次の撮影地に向かってたら途中で見慣れない物体を発見。思わず車を止めてスマホで撮影しました。


数年前にインスタ映えするバス停として有名になったフルーツバス停です。旧小長井町が1990年に町内の国道207号線にあるバス停を、グリム童話のシンデレラに登場するカボチャの馬車からヒントを得て、整備したそうです。詳しくは『フルーツバス停』でググってください。
しかしこの国道沿いだったとは知らなかったです。他にもいくつか見つけたんですが、タイミングよく止まれたのがここでした。他のフルーツバス停で写真を撮ってた車も見かけました。


付かず離れず北上していた国道207号線と長崎本線は、肥前大浦(ヒゼンオオウラ)駅を過ぎて暫くすると海岸線に沿って南に向きを変え、時計回りに弧を描くようにして再び北を向いた先に斜め左に分岐する登り坂があるので、そちらに進みます。
道が下り坂になり国道207号線の波瀬ノ浦橋が右側に見えてきたら、そのあたりが撮影場所。山側、入り江側ともに路肩の広くなった場所があるので、車はそこに数台は止めれます。


写真手前が肥前大浦駅、長崎駅方面。奥が多良(タラ)駅、佐賀駅方面。
写ってる列車は13:20長崎駅始発、13:39諫早(イサハヤ)駅発、特急かもめ22号博多駅行きです。使用車両は885系交流電車。後追い撮影で撮影時刻は14:04。
線路は入り江に沿うように敷かれてます。


同じ場所から撮影した12:55博多駅始発、13:52肥前鹿島(ヒゼンカシマ)駅発、特急かもめ21号長崎駅行き。使用車両は885系交流電車。撮影時刻は14:11。
ここは有名な撮影場所ですが、写真にも写り込んでるように木の枝の成長で構図の自由度はあまり高いとは言えません。三脚の高さやレンズを調整して、木の枝をうまくかわすなり目立たないようにする工夫が必要です。
私はズームしてこの写真の中央に垂れ下がってる枝の手前で枝が入らないように撮りました。


少しブレてますが、かもめ21号が目の前を通過する瞬間にダメ元でシャッターアイコンをタッチしたら撮れました。
中央上に写ってるのは国道207号線波瀬ノ浦橋の橋脚と、それが入り江に映ったものです。

坂道を下りきったら破瀬の浦バス停があり、そのあたりからは上2枚の写真に写ってる鉄橋を横から撮影できます。
またこの撮影手前の登り坂の途中に左折する細い道がありますが、そちらに進めばこの撮影場所の肥前大浦駅寄りにあるトンネルから出てきた列車の撮影が可能です。


このあと昼飯を簡単にすませて国道207号線から国道34号線へと進み、肥前山口(ヒゼンヤマグチ)駅の東側にある直線区間に向かいました。


写真左手が肥前山口駅、長崎駅、佐世保(サセボ)駅方面。右手が牛津(ウシヅ)駅、佐賀駅方面。
写ってる列車は15:31博多駅始発、16:17佐賀駅発、特急ハウステンボス17号ハウステンボス駅行き、特急みどり17号佐世保駅行き。使用車両は783系交流電車。写真のオレンジ色の車両が特急ハウステンボス17号で、その後ろが特急みどり17号。撮影時刻は16:25。


同じ場所から全体が見れるように撮りました。
写ってる列車は15:20長崎駅始発、16:25肥前山口駅発、特急かもめ26号博多駅行き。使用車両は885系交流電車。撮影時刻は16:29。肥前山口駅からこの位置まで4分もかかるはずはないので、少し遅れての通過ですね。

撮影場所は肥前山口駅から国道34号線に出て江北町上惣交差点を右折。踏切を渡り最初の交差点を左折し200mほど進んだあたり。
この道は細い農道のために駐車は不可。この農道の350mほど南にある県道の歩道の外側に側道のようなものがあり、そこに駐車できます。ただし線路側より反対側車線の方が車の進入はしやすいです。


この日最後の撮影地は佐賀駅と伊賀屋(イガヤ)駅の中間あたりの、国道34号線の跨線橋から。
ここは長崎本線の下り特急列車や貨物列車を障害物なしに撮影できる場所として有名です。


写真奥が伊賀屋(イガヤ)駅、博多駅方面。手前が佐賀駅、長崎駅方面。
写ってる列車は17:55博多駅始発、18:20新鳥栖(シントス)駅発、特急かもめ35号長崎駅行き。使用車両は885系交流電車。撮影時刻は18:30。
カメラではもう少し引き付けてからズームして撮りました。
九州なら晴れてさえいれば、この時間でも山や建造物の影に入らなければ、十分に撮影可能な明るさが確保できるのはありがたいです。

車は跨線橋上の撮影場所から西に500m余りにあるパチンコ店か、その更に西にあるショッピングモールの駐車場、或いは跨線橋の北200mにあるひょうたん島公園の駐車場に駐車することになります。
なお跨線橋の下からも撮影可能です。


この日の夕食は久留米ラーメンと決めていたので、西鉄久留米(クルメ)駅近くの『大砲ラーメン本店』へ。


チャーシューメン780円(税込)。今回の初日に食べた長浜ラーメンよりはこってりしてるというか濃厚な豚骨スープですが、私の場合はラーメンスープの基準が徳島ラーメンなので、こってり感はなかったですね(笑)。
スープの色が白いので、豚骨以外に混ざってる調味料は塩ぐらいなんやろか。豚骨以外の味がしないと言っても過言じゃないかも。逆に言えば、豚骨スープが苦手な人は食べれないかもしれない。
私はこのスープは好きだな。飽きがこない美味しさですよ。
麺はストレートな細麺でスープによく絡んでます。チャーシューも美味しかったし。食べだしたら箸が止まらないラーメンですね。
大砲ラーメンは久留米ラーメンの代名詞だと言ってる人もいるらしいけど、その表現に偽りなし、です。
トッピングもいろいろありましたが、私は何も追加はしませんでした。海苔は好みが分かれますが、私は好きです。機会があればまた食べたいラーメンですよ。


このあと翌朝の撮影が玉名市スタートなので、熊本県和水町にある道の駅『きくすい』まで移動。
高速道路を使わずにGoogleマップのナビ機能に従って一般道を走ったら、センターラインもない県道に街灯もガードレールもない県道、県境越えではヘアピンカーブの連続。途中で「ホンマにこの道であってるのか?」と何度か車を止めて確認しました。
夜間に土地勘のないとこを走るのは気を遣いますが、これほど不安感を持って運転したのは初めてかもしれなかったです。