珍しい野草を求めて、再び冨里のおしどりの里を訪れました。求めていた「カザグルマ」が咲きほこっていました。初夏に咲く花の様子が民芸品の「風車」に似ていることから「カザグルマ」と名付けられたと言われています。やや湿った明るい林の縁に自生する野草ですが、過度な採取と湿地の減少からその数は年々減りつつあり、準絶滅危惧種に指定されています。おしどりの里で管理する方々が大切に育てており、全力を挙げて応援のエールを送りたいと思います。