佐倉城へ向かう途上の田んぼの畦道で、一人物想いに耽る白鷺に出会いました。白鷺は各地の神話や伝説に頻繁に登場し、神々と人々を繋ぐ鳥として非常に人気があります。「鷺」という字は「路」は「露」=「白く透き通る」ことを意味し、白く透き通る鳥であることから「サギ」といわれるようになったとのことです。白鷺のように真っ白な姿から姫路城は別名「白鷺(ハクロ)城」とも言われています。ところで日本で見られる白鷺はおおむね「コサギ」「チュウサギ」「ダイサギ」の三種類であると言われていますが、この鷺がはたしてどれに該当するのか、例のごとくネットで調べてみると①クチバシが長くクチバシからおでこにかけてのカーブが平坦であること②口は眼の後端を大きく超えていること③目元が緑色でクチバシが黒いことからどうやら「ダイサギ」ではないかと思われます。