今日は、朝イチ自宅でおばさんの葬儀での演奏のためのリハーサル、そのあとは来月の本番のリハ(音楽の捧げ物)、それが終わったらタクシーで玉造の大聖堂まで行って葬儀という目まぐるしさでした。

プログラムは、親戚のお姉さんの歌でアメージンググレース、弟の通奏低音でバッハのアリア、あとは無伴奏ソナタ三番からlargoも弾きました。

音楽は、人の心のひだにふれますね。弾いてる側も、参列してるみんなの気持ちにさわってる気がした。
それと、largoの最後のほうの即興的な32分音符で駆け上がるところは、空に還っていく音列としか感じられませんでした。ソナタ三番は、全曲通じて世界の調和を表していると私は思っているのですが、largoの癒しは格別です。

葬儀のあと、「ほんまにいい演奏ありがとう」「テレビとかステレオで聴くのと、全然違うんですね。こんなに生音がすごいなんて知りませんでした」と言っていただき、私の役目は果たしたのかなとホッとしましたし、私自身にとっても貴重な体験でした。

そのあとは親戚のみんなと昼食。鳥取の親戚にも久々に会えたし、熊本在住の親戚にいたっては初対面でした。

さてそれから心斎橋に黒づくめのままダッシュして、木村麻耶さんの箏のリサイタルへ。彼女のバッハのシャコンヌをYouTubeで聴いてから、これはお聴きしたいと思っていて。シャコンヌには間に合わなかったんだけど、最後の曲の後半だけだったけど、拝聴できてよかったです。迷いの一切ない、そしてどこまでもスケールの広い音楽でした。いつか共演させていただきたいと思いました。
ふー、濃い一日の報告でした!そうそう、帰宅したら、私が不在してる間にリハーサルしてたみんなからのお土産が🥹仲間に恵まれているありがたみを感じつつさっそくバリボリおやついただいてます🍪☕️!