私のあだな | 品のあるうんこの話

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 子どもって「うんこ」の話って大好きです。目を輝かせて話します。

 私の小さい頃のあだ名は、「ためかつぎ」。みんながニコニコしながら言うので、いい気分だったのを覚えています。

 下品な話を品よく楽しく書きたいと思います。

 わたしのあだなは、今は、トッキー

 自分で作って、みんなに呼んでもらって、なんとなく嬉しい気分になっている。

 トキオなので、トッキーなのだが、滝沢君が「タッキー」なのと同じである。

 私の小さいときのあだ名は、なんと「ためかつぎ」 人間の糞尿を桶の中に入れ、天秤棒の両はじにつり下げ、畑まで運んでいって、まくことである。

 なんで、このあだ名が付いたのかは、わからない。とにかくガキ大将のサブちゃんがつけたのだけは、はっきりしている。 サブちゃんは、あだ名を付ける名人だった。そのサブちゃんも、はやく亡くなってしまったので、今更、聞くわけにはいかない。残念である。

 私は、このあだ名が大好トきだった。今の子どもたちが、こんなあだ名を付けられたら、いやがるだろう。言い返したり、先生に言いつけたりするに違いない。

 私は、何で好きだったんだろう。それは、みんなが笑ってくれるからなのである。みんなが、笑いながら私のあだ名を呼ぶのである。もちろん、私は、汚かったわけでもないし、ためかつぎをしていたわけではないから、申告になるものでもなかった。

 私は、言われるたびに嬉しくなり、自分でも笑ってしまったほどであった。でも、女の子は、このあだ名を言わなかった。それは、この言葉を発するのが恥ずかしかったのではないかと思う。

 そして、このあだ名も、いつのころからか、言われなくなってしまった。中学生にもなると、男の子も、こんな下品なことには、興味を示さなくなったのである。

 先日、同窓会があって、みんなと久しぶりに楽しいひとときを過ごしたのであるが、このあだ名のことも、話題に出て、みんなで大笑いし、その場を盛り上げることができた。