2023年11月20日 月曜日
上の奥歯を削り落とす治療をしたため、残りの歯は少し見えるだけで、ほぼ歯茎に埋まった状態になりました。
今回は歯の高さを作るため歯茎を切り落とし、歯を見えるようにします。
主治医の言うところの手術の日です。
なぜ歯に高さが必要なのか?
歯に高さがあるのか?
この間、あたりまえに実感しました。
堅いものを噛むと、歯茎に突き刺さるのです。
歯茎が痛いし傷つくことが分かりました。
午前9時、呼び入れられました。
まず歯のお掃除、そして右上奥の外側と内側に合計10カ所程麻酔を打ちました。
痛~い(>_<)
「そしたら場所を移動します。」
別のところで治療するんだ~
別の部屋には看護師さんがいました。
「お手洗いは大丈夫ですか?」
「どれ位かかりますか?」
若いdentist
「2時間くらいの予定です。」
エ~そんなに掛かるの
と言うわけでお手洗いへ
扉の向こうの一番奥にオペ室がありました。
途中に予防歯科のdentistが待機されていました。
のための歯茎待ちです。
オペ室に入りました。
無影灯があります。
ベットではなくチェアー(歯科のお馴染み椅子っぽい)です。
ドキドキしてきました。
看護師さん「血圧を測りますね~。」
自動血圧計が装着されました。
血圧計は見える場所にあります。
160/84
「血圧、いつもこんな感じですか~。」
「色々です。高かったり、低めになることも。とにかくすぐ反応してしまいます。
いわゆる白衣性高血圧です。」
自分の血圧に動揺する。
反対側の手に酸素飽和度を測るパルスオキシメータが装着されました。
目の上には光を遮るカバーが置かれました。
主治医が来られ、
「血圧は落ち着いてきたので大丈夫です。始めますねぇ~。消毒します。」
唇の周りから丸くぐるぐると消毒。
ぐるぐるを大きく描き、鼻の上までぐるぐると消毒。
その後、口の周りだけが開いたカバーが被せられました。
カバーの内側には滑り止めになる粘着がありました。
口をバカッと開く器具なんかを入れたりするのかなぁと思いましたが、自力で開口。
歯茎を取るには器具は邪魔になるんだろうなぁ。
そこからは、聞き慣れない言葉が飛び交う。
「きょうそく、ぜっそく、こうがいそく」
ぜっそくで漢字が思い浮かぶ(舌側)、きょうは頬(ほほ)?きょうと読める?
こうがいそくは口蓋側だと考える。
麻酔が掛かっているので自信はないけれど、
まず頬側(きょうそく)の歯茎を切除。
綺麗に剥がれたっぽい。
待ち受けていた予防歯科のdentistに(あげる?)渡す。
連携、段取りのかげんか予防歯科のdentistが、
「3分ほど待ってて下さい。」
3分って?長いのか短いのか分からないけれど、とにかく私の負担は増えないようにして欲しいけど・・・。
次は舌側(ぜっそく)
少し難渋している様子?
若いdentistが「薄いのですか?堅いのですか?」
主治医「上手くペリッと剥離できない。」
ボロボロになりそう。と聞こえたような?感じたような?
口蓋側(こうがいそく)も一部剥がしたような。
ヒヤヒヤ・ドキドキしているうちに無事歯茎を取り終わり予防歯科のdentistは去って行かれました。
その後は糸を通して縫う。
若いdentistが何故縫うのか尋ねる。
主治医
「めくれて骨がでたらあかんから~」
縫わないと歯茎がめくれて骨が出てしまうんだ~
それにしても頬側、舌側、歯に貼り付くべき歯茎がめくれないようにってどのように縫うの?
糸をプチプチはさみで切り、無事終了しました。
血圧計が自動で測るたび、ドキドキ。
ずっと自分の脈拍が聞こえるのもドキドキ。
口を自力で開ける。ちゃんと開けれているかどうか分からなくなる。
色々な緊張で、訳が分からなく身も心もふらふらになりました。
看護師さんから下記の説明がありました。
今日より明日、明後日のほうが腫れます。
オペをした側では噛まないように。
歯磨きも次回までしないように。
いつもの診察室に戻りました。
次回は数日後になるのかと思ったら11月29日(水曜日)
主治医
「次回順調なら糸を抜きます。」
出血が止まるまで噛んでおくようにと脱脂綿セットを頂きました。
主治医「今日は安静にしておいて下さい。」
15時から仕事に行っても良いって言ったやん
バスを待ちながら思いました。
こんなに身も心もふらふらなのに、何もなかったような顔をして帰るのね
口の中の脱脂綿、血液の味がすごくするわけではないけれど、交換するタイミングがなかったです。
乗り換えの時にトイレに行って交換するより、早く家に帰りたい。
13時すぎ家に帰り着きました。
口の中の脱脂綿は予想以上にどす黒かったです。
倒れ込むように横になり一眠り。