短編小説
「君の涙が僕の翼を羽ばたかせる。」
一人の少年が鬼神のごとく敵兵をなぎ払う。
少年は怒声を空高く響かせた。
「僕の邪魔をするな、邪魔立てするものは容赦なく切り裂く!」
・・・・
昔少年と友に少女がほほえんでいた。
誰もがうらやむほどの雲を突き抜けた空。
そして七色に輝く、一面の花畑。
そこで少年は少女と約束した。
「いつか結婚しよう僕が君を一生守ってあげる。」
だが少女世界に捕まってしまった。
少女は人間ではなかった。少女はこの惑星で生まれた新種の人に近いものだったのだ。
世界は少女を監禁した。
少年は一人、雲を突き抜けた空、そして七色に輝く花畑で跪き涙を流す。
少年の涙は神に届いた。
神は少年に力を与えた。
だがその少年の力には限界があった。
神はこう言った
「少女の記憶、思い出があなたの力となります。ですが時間があります。
少女は捕まっている間、時が進むにつれあなたと過ごした記憶を忘れていきます。
少女があなたと過ごした記憶、思い出が無くなるまでにあなたは少女に会わなければなりません。」
少年は一人少女を助けるために一人世界と戦うのであった。
・・・・
鬼神とかした少年は世界の中心である
国へ一人向かう。
その速さは不死鳥。
その強さは龍
その美しさは神をも超絶するものであった。
「僕がいま君を助ける」
丸で雨のように少年に襲い掛かる弾幕。
少年は傷つきながらも少女の居る場所にたどり着く。
「助けに・・・助けに来たよ・・・」
少女が気づく「助けに・・・・助けに来てくれたの?」
少年は少女を抱え一緒に遊んだあの花畑に向かった。
だが世界は二人を許さなかった。
大量の兵士が二人を襲った
少年は少女を花畑につれていき
一人少女を守った。
そして長い戦いが終わり少女を手に入れることを諦めた世界は二人を許した。
一人待っていた少女は少年を思い続けその思いが少年の力となり
世界と長い戦いをするだけの力を与えたのであった。
少年は花畑に戻ってきた
少年は少女にこう言った
「ただいま」
そう言い残し少年は花畑と一緒になった。
少女は一人花畑を永遠に愛し続けた。
fin