もう、お仕事はもうちょっと訓練したらフリーランスのWEBクリエイターで食べていこうと、決心した日の午後。

 

Photoshopやillustratorも毎年課金されるし、今のパソコンでは低スペックで仕事に使うソフトやアプリはインストールすると全く動作しない程のポンコツで、私に求められているPCの合うスペックで構成すると一台あたり60万前後する。う~ん、昔はこの職業には二度と就かないつもりだったから、WEBが見れればそれでいいと思って買い替えの時に経費削減して15万円くらいの超ロースペックで過ごしてきたのだ。

 

昔、お尻の青い私が「も~!やだぁ!」と、激務に泣いていた頃と比べると、精神的に安定しているし、割と、謙遜では無いが僭越でもない自分が居て、やりたい仕事は自分で選ぶことにしたのだ。何処かのWEBコンサルタントのように低単価で仕事を落とすことも無いし、貰う仕事はキッチリ、頭の中の道具を用いて相応しい単価で取るようになった。

 

パソコンもお金があればその60万越えを買ってやろうと思う。

 

随分と大きく出たなと思われるかもしれないが、昔の私の一日の睡眠時間は三時間、仕事のキリがついたら2ちゃんねるの相談スレの主として悩みを解いてやる恋愛相談所の人気コテハン、スレから取り敢えず全部アドバイスが終わったら、地獄のWEBクリエイター。デザインもするし、HTMLやCSSでサイトを組んでWEBページの挿入するコピーも全部見苦しいところは削いで、大幅に削らなければいけない場合はコンサルタントに確認してOKが出たら自家発電でライター代わり。一生懸命書き直してもクライアントがNOと言えば書き直し。クライアントが悩んでいる間に他のサイト用の素材作り。クライアントからOKが出たらWEBページに組み込んで、コンサルタントに納品。で、請求書を渡して仕事の報酬をもらう。「○○さんはさ、仕事は早くて丁寧だから助かるけど、大丈夫?ちゃんと寝てる?」と、言われても「一日に三時間は寝てます。」「○○さん、睡眠時間は今の倍とってもいいよ?」「それでは仕事が回りませんので…。」「まあ、大丈夫なら良いけどね。」「はぁ、まあ、もうそれでスケジュールを組んでしまっていたので。」

 

という風にコンサルタントの言うコトを重たく捉えればもうちょっとマシな人生を送っていたかもしれない。

でも、あの仕事があったからこそ今のWEBの仕事がまだ出来ると思う。

まあ、日本刀で頸動脈斬りする程の酷いうつ病にはなったものの、毎日決まった薬を飲んで、毎日好きなデザインのWEBページのサンプルを何ページか(テンプレを作って、文章と色調だけ弄ってどんな内容のコンテンツにも流用出来そうなページのデザインの在庫を作っておくと楽なので。)作っておいて、後は好きに日記を書いたりネットサーフィンして、寝て、起きたらテルミさんが作った朝食を食べたりしながら勉強して、寝て、という感じで自堕落に見えて実は仕事してるんだよ~ん。という毎日。

 

関係無いが、テルミさんは昔は県立のバリバリの水泳部で、背泳の選手だったので、遺伝なのか、私も授業の時はずっと背泳でした。「○○ー!背泳使ってズルすんじゃねー!平泳ぎかクロールにしろ!」と、体育の時間になると怒られてました(笑)

 

懐かしいなぁ、当時の自分の傍若無人さ(笑)