野村克也さんが亡くなった。多くのテレビ番組で特集を放映している。
野村語録を時折 野村監督がテレビなどに取り上げられる折に紹介されることがあった。「水は方円の器にならう:したがう?」、「金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すは一流」など時折触れる。
昔の人は、私の子供の頃などはよくこのようなお話を耳にした。何か人生訓が?巷で聞かれたものだ。最近さっぱり耳にしない。「自転車を買うなら手のきれいな自転車屋から買うな!」なども聞いたことがある。 ちょこっと心に残る:何か忘れない語録だ。野球の監督として試合に勝つ戦略ではなく「人としてどう生きるか」の反省会?を行っていたらしい人生の先生らしい。他所の野球チームから優秀な選手を金で引き抜いてきて勝つチームじゃなくて、現行の選手を上手に生かしたり首になったり、お払い箱になった選手を再度現役復帰させて勝ち抜いてきた:野村再生工場などともいわれ有名! 水面下では相当野村監督に世話になった選手もいるらしい。私が子供の頃、こういった先生:大人の方々が居たよなあ。中学校であだ名が「山賊」ソフトボールの監督コーチ生徒指導の先生などは不良の首根っこを捕まえて何人も集めてうどん屋でうどんを食べさせながら家庭事情を聞いてやったり、「生物」っていうあだ名の理科のおとなしい先生は、修学旅行の積み立てができない生徒に実費で積み立ててあげていたり、身の回りにそういった人生の師:先生がいらっしゃったんだがなあ(≧∀≦)。
アニマル浜口さんの子供時代なども貧乏で新聞配達をして毎日学校に遅刻するので先生に叱られていたがある先生が浜口少年のことを気にかけてくれたので、事情をを一生懸命説明したら、先生がボロボロ涙を流し、浜口少年を強く抱きしめ「苦しいことがあったらいってこいなんとか私がする。」といってくれた。その先生に迷惑を何一つかけなかったが、ヤクザな道に踏み込まないでいられたのは先生のおかげらしい。こういった先輩方が人生の師というべき方々が、少なくなったのかなあ。あまり見受けられない。ホントは私たちがその年代なんだろうがどうも気骨さが自分にもないなあ。本物の学びができてないんだろうかなあ(-.-;)y-~~~ いかんなあ。