塗装用壁紙(ルナファーザー)施工事例
今回は塗装用壁紙の施工事例をご紹介します。
塗装用壁紙?ご存知でない方も多いかもしれませんが
意外と歴史は古く、昔から使用されています。
まさしく、壁紙を張ったあとに塗装して仕上げます。
初期コストはかかりますが、次回からのリフォーム時には
コストダウンが図れ、またゴミもでないのでエコロジーに貢献しています。
はがれなどの問題も少なく今まで5回塗替えを行った現場がありました。
また紙には調湿機能もあり、劣化による粉塵も発生しません。
デメリットとして、剥がれない分傷の補修が困難なので、
犬や猫ペットがいるお宅には不向きかもしれません。
今回はミツワインテリアさんからの依頼で塗装工事を行いました。
施工前は量産品のクロスが貼られており、無難な感じでした。
(今回は新築物件のリフォームです。)
今回使用したNO.741は、漆喰に、似たフラット感が
特長で紙の繊細さが表現されています。
施工上難易度が高い商品ですが、その分仕上がりの美しさに、惹かれます。
使用塗料
COLORWORKS オリジナル HIP
シャーウィン・ウィリアムズ(SW)
天井 HIP 色番7465 フラット
腰上壁 HIP 色番7484M フラット
腰下壁 SW 色番6258 フラット
今回使用した塗料の特長
HIP 1488色 SW1268色 カラーバリエーションが豊富
低VOC無鉛塗料、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンも含まれません。
(F☆☆☆☆)
抗菌作用がありまた、超低臭塗料です。
塗装工事のポイント
まず直線的な綺麗なラインを描くには、しっかりした養生が必要です。
とくに○の部分などは、注意が必要です。
〔養生〕
塗っては、いけないところをテープやビニールなどを用いておおうこと。
だみこみでの注意点○の部分にたまりを作らない。
ローラーとの時間の間隔を、開けすぎないよう注意します。
〔だみこみ〕
ローラーで入りにくいところを、先に刷毛などで、塗ること。
ローラーでの注意点
①の部分ローラーの重なり部分に塗料のたまりを作らない。
通称 ローラーの耳と呼んでおり、筋状になること
②刷毛との境が出ないよう枠の際ぎりぎりまで、ローラーをもっていきます。
矢印のように方向をかえて2回塗ります。
今回短毛の中毛と言うローラーを使用しています。
いつもの中毛より毛の質がやわらかく、
繊細な紙の質を表現するには最適でした。
〔エレガント〕
紫を基調としています。紫色というのは、もともと高貴な色として
使われることが多く、洗練された優雅さ、上品さを表し、
黒を配置したことでメリハリが付きよりいっそう天井、
壁の色を引き立ててくれています。
〔日本を感じさせない部屋〕
工事が始まった頃は、本当にこの色で大丈夫?
と言う思いでいっぱいでした。
しかしなぜか、工事が終了したころには、この色使いも、
洗練されたアールデコ風な香りがするお部屋になりました。
これからどんな家具が配置されるか楽しみです。
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