この前の土曜日(8月3日)のこと。
とあるイベントに参加した。
その件はnote の方に大部分書いているので、暇な時読んで。
この写真は皆、北海道の旭川で常磐ラボ代表の僕が勤める大学の学生たちなんだけど(noteにも同じ写真がある)、こういう笑顔って実は大学内ではなかなか見ることができないんだよね。
それはなんと言うか彼らにとっての非日常に触れた時に自然と出るようなもののようで。
もちろん普段の大学生活でも笑いはするけれど、こういうスカッとした感じにはならない事が多い。
ちょっと大げさかもしれないけれど、
こういう笑顔の背景には、
自分が世界と繋がってる感覚のようなものがあるんじゃないだろうかと思う。
この感覚を得るには、当たり前だけど教員の助力が欠かせない。
そして、この教員の助力には、その教員自身の好奇心が欠かせない。実は、学生自身より彼らと外界をつなぐ教員の存在が、はじめの一歩を学生が踏み出す上でとても大きな役割を果たす。
僕たち大学教員にできることは、きっとたくさんあるはずなんだ。研究活動との両立だって不可能じゃないはずなんだ。
学生が勉強しない、講義に集中しない、という教員サイドの不満はよく聞くけれど、
学生の顔が自然と緩むような知的な刺激を与えることや、自分は少しでも世界を変えられるんだって思えるような体験をさせることには残念ながらあまり積極的な人は多くないみたいだ。
学生は、
学ぶことが楽しいと分かれば学ぶ。
知りたいことが増えれば学びたいって感じる。
自分でもできることがあるって信じられれば自分で一歩踏み出す。
そのために僕たちにもできることはあるし、しなきゃいけないことがたくさんある。
そのために必要なのは学生のではなく、僕たち教員の好奇心なんだ。
我々教員の好奇心はどこへ行った?
死んでしまったのか?
そうだとしたら、悲しい。
でもきっとそうじゃないと信じる。
でも、信じると裏切られるから辛くなる。
裏切られてしんどい時がたくさんあるので、ラボに好奇心に溢れた笑顔を見せにきてください。
では。