皆さん、お久しぶりです。

前回と同様に投稿が遅れて申し訳ないです。これからもこんな感じになるとは思いますが、出来るだけ投稿ペースを上げていきたいと思っております。


さて、今回は笠間市、大洗町のデジタル化工事の進捗状況確認を兼ねて、チャイムを収録してきました。


まずは友部地区から…と言いたいところですが

なんと収録しようとした子局がデジタル化により無くなってしまっていました…。

因みに以前建っていた物はコチラ⤵︎(Googleマップより引用)

友部地区のデジタル化状況を聞いていたので、もしかしたら…とは思っていましたが、予想よりもかなり間引きされている様です。

一部分だけ草が生えていないので、恐らくここに子局が建っていたのですかね。


とりあえず、落ち込んでいても仕方がないので、来る前に見つけていた新設の子局へ。

スピーカーは全てソノコラムでした。



製造年月は昨年の11月でした。かなり前からデジタル化が始まっていたのですね。

ラベルが綺麗すぎて手が反射してしまっています。

収録動画はコチラ⤵︎


やはりソノコラムなので低音が控えめな音質でした。

ホーンスピーカーの子局も一部にある様です。


無人収録の録音機を設置し、笠間地区へ向かいます。


今回は親局での収録です。大体の親局は市役所の屋上などに設置してあるので、地面に接しているものはかなり珍しいのでは無いでしょうか。

収録動画はコチラ⤵︎

やはり親局なので音質はかなり良かったです。さらに、笠間市は背高の子局が多く収録が難しいですが、親局は通常の高さだったので低音域もかなり拾えました。

そして、気になるものを発見…

ソノコラムスピーカーにアンテナが3個…再送信でしょうか。今回は鳴動こそしていないですが、笠間地区の子局を撤去してから、すぐにデジタル子局に移行できる状態になっているようです。


友部地区の録音機を回収し、再び笠間地区へ戻ります。

笠間地区のNo.3の子局です。

一見何気ない子局ですが、18時にこの子局のみ、「寺の鐘」が鳴動します。

自分も以前から笠間地区の周波数で「寺の鐘」を受信しており、情報が何も無かったのでスルーしてしまっていました。

最近になり、この「寺の鐘」の話題が出てから、今までの情報の無さが嘘のように謎が解き明かされていきました。

まず、この「寺の鐘」について。(同報にっしん様のこちらの動画の概要欄から、一部引用させていただきます。茨城県 笠間市 笠間地区 防災行政無線 18時0分 ♪寺の鐘曲  名: 寺の鐘 ※NO-3の子局のみ鳴動撮 影 日: 2020年9月30日子局番号: No.3ボックス: HITACHI(日立)周 波 数: ・69.405MHz(旧 笠間市)・69.420MHz(旧 友部町)・69.465MHz(旧 岩間町)鳴動時間: 旧 笠間市(かさまし)通年: 12:00 「上...リンクyoutu.be


この子局の近くにある“正福寺”の鐘を撤去することになった際、寺の鐘を防災無線で流さないかと笠間市にお寺の住職さんから問い合わせがありました。その後、笠間市はそれを了承し、2003年から今日まで、寺の鐘を流して続けている様です。


そんな笠間市と正福寺の住職さんの思いが詰まった「寺の鐘」です。

…と良い感じで「寺の鐘」について締めくくりたいところですが、このチャイムはデジタル化後も継続されるのでしょうか…。いくら住職さんの頼みとは言え、今はもう2021年。ほぼ20年前の事なので、デジタル化により消滅してしまっても仕方がない事なのかも知れませんが、今まで地域の方を見守ってきたこの「寺の鐘」。いつまでも流れ続けて欲しいですね。

そんな事を考えながら、笠間市を出発します。

道を進み…

内原地区の防災行政無線です。まだ撤去されていない様でした。


その後寄り道などを行いながら、大洗へ到着。


やはり大洗の夜景は綺麗ですね。灯りに引き込まれていくような感じがします。

今回は朝の新音源「野ばら」を収録した、海岸の真ん中にあるNo.46で収録。

防災行政無線と大洗マリンタワー。

こんな写真が撮れるのはここの子局だけですね。海岸なので少し大変でしたが、とても幻想的でした。

収録動画はコチラ⤵︎


背景の夜景と相まって、現地で聞いた時は感動しました。音質は音色更新前と同様に乾いている感じで、音量も音色が更新されてからより小さくなっている気がします。
海岸の真ん中と最高の環境でしたが、チャイムの音量が小さく、音を大きくした為雑音が少し入ってしまったのが心残りです。。

それでも様々な発見があり、結果的にとても良い収録が出来たと思います。

それでは、また次の投稿で会いましょう^^