W杯のつぶやき⑰ 17日目 | 常磐町見聞録

W杯のつぶやき⑰ 17日目

決勝トーナメント1回戦  イングランド×エクアドル 1対0


それにしても、イングランドサポーターだらけのスタジアムである。

街も数万のイングランド野郎たちに占拠されているのであろう。凄いパワーや。

会場があるシュツットガルトでは前日にイングランドサポが暴れて400人も拘束

されたらしいが、いったいあの連中は普段仕事はなにやっているんだろう??

とにかく昼夜問わず物凄い量のビールを摂取しているのだろうけど、トイレ

とかどうしているんだろう。スタジアムでも席の下に垂れ流していたりして・・・


さて、これまで試合を観ていてずっと感じていることだが、

昼間の試合と夜の試合では、ゲームレベルがあきらかに違いすぎる。

これは、昼間のゲームが想像以上に蒸し暑く、いくら強豪国であろうと本来の

プレーを発揮できないのであろう。やはり、もったいないなぁ~と思う。

この日はかなり蒸し暑かったらしく、お互いのパーフォーマンスが発揮できて

いないようであった。(もちろん、お互いの気迫は充分感じられたが)

そんな中で、ベッカムがしっかりFKをゴールネットに突き刺した。

この状況の中でしっかり仕事ができる。やはり「役者が違う!!」とはこの事。

FK蹴る前にビクトリア夫人が画面に映ったのをベッカムは感じたのかも(笑)


エクアドルは、前半のC・テノリオの決定的なシュートが惜しすぎた。

これが決まっていれば、本当にアップセットになっていたかもしれない。

この人が後半負傷交代してからは、エクアドルの攻撃はダメダメだった。

ルーニーは、後半の半ばあたりから、「らしい!!」 プレーを連発していた。

これからの戦いにむけては明るい材料である。逆にランパートがどうも空回り

しているようだ。チェルシーで16点も取っているこの男が肝心のシュート場面

で、微妙に力が入ってしまっているようだ。顔つきも、どうもさえないしね。。

彼が爆発すればベスト4も、その先の決勝も可能性が高くなってくるのだが。



                                             

決勝トーナメント1回戦  オランダ×ポルトガル 0対1


日本がクロアチアと戦ったニュルンベルク。7対3くらいでオランダサポが

多いような感じ。ただ、ポルトガルサポのほうが熱狂的な感じだ。

その熱狂的なポルトガルサポの連中の中に、ぽつんとメガネの日本人君・・・

こいつはおそらく、ポルトガル人のダフ屋から高値で掴まされたんだろう(笑)

ものすごい場違いな感じがして笑った。自分も将来会場にいく時は、会場の

中のエリアを把握し、しっかり情報を入手して気をつけないと。


それにしても、前半と後半が内容が豹変したゲームも久しぶりだった。

前半は非常に高いレベルでの戦術の戦いの妙を。後半は大喧嘩!(笑)

主審がしっかりリードできなかったこともあるが、本当に壮絶な戦いだった。

技術・戦術を超越した、魂のこもった戦いはワールドカップならではである。

この2チームはフォーメーションがほぼ同じなので、それぞれのポジションの

選手を比較しながら前半を見ていたら、とてもおもしろかった。

それにしても、それぞれの選手が物凄くレベルが高い。まあ、当然なんだけど。

そのレベルの高さの中においても、さらに高いレベルでの微妙な差を感じた。


前半において、ポルトガルの方が微妙に秀でてるかなと感じたところは、

①センターバックの強さ・上手さの差、 ②最終的なパスの出し手の差、

③センターフォアードの差。 非常に微妙なレベルの差なのだが。それ以外の

ポジションは、お互い拮抗している感じがした。あくまで個人的な意見だが。

ポルトガルの方が1点を先制できたのは、特に①が大きかったような気が。

とまあ、前半すばらしい戦いをしていたポルトガルに2つの不運が・・・

C・ロナルドの離脱と、中盤の底の黒人選手の馬鹿なイエロー2枚によって。

せっかく、オランダは数的優位を作ったのに、自分たちも退場によって

ふいにしてしまった。その後は、合計16枚のイエローカードと4人の退場者。

後半は、オランダは上記③も影響した。ファンニステルローイが

出なかった(出られなかった)のが、個人的にはとても残念だった。


とにもかくにも、おもしろく熱いゲームを朝から見てテンションが上がった。

しかし、ポルトガルはデコが出場停止なのが痛い。おまけにあれだけの

イエローをもらったから、仮に準決勝に進めても、出れない選手が続出

するかもしれない。ますます、ヨコのシマのブラジルが有利になってきた。