北アルプス黒部 下の廊下のイワナ! | ナチュラルドリフト62

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フライで渓流魚を釣る!

黒部ダムの観光放水が始まるのは6月26日。その後のダム下は濁流で釣りは難しくなってしまう。

予報では今日の気温はかなり高く「大チャンスかも?」と期待して朝一番の電気バスに乗車した。渓流魚の活性が一気に上がる日って前に一度体験した事がある。「今日がその日かも?」乗客のほとんどは外国人。車内には中国語が飛び交っていた。

一般客の出口とは違う、ダム下への出口から登山道を下った。同じ便で釣り人のグループがいくつも下って行った。自分は最後尾で続いた。

板橋のたもとで釣り支度をしていると、魚影が見えた。そのうち、こっちに気がついたようで走ってしまった。

支度が終わったところ、さっきの魚影がまた定位していた。とりあえず様子を見ようと、ダメもとでキャスト!…すると、なんと第一投で食ってくれた。

こんな体験は初めて!今日の活性はかなり高いかも?

ちょっとしたポイントには魚影が見える。今日のパイロットフライはフローティングニンフパラシュート。コイツが今日の殊勲賞。アントは何故かダメだった。

ドライフライでバンバン釣れてくる。黒部らしい頭部が黒いイワナ。

厳しい環境を生き抜いた精悍な顔付きだ。

陽が上がるとますます活性が上がってきた。先行したグループが叩いたであろうポイントでも食ってくる。

テントを貼ったグループは下流へ下ったようだが、彼らが貼ったテントの前でバンバン釣れた。

前に来た時はボウズをくらいそうだったけど、ここのイワナ達は気温、ハッチで大爆発するんだなぁ。ちなみに正午前あたりから20番程度のユスリカがハッチしていた。

大満足の釣果!体力を温存するため早々にダムに登り返した。帰りもドライブ250キロ(^^)