黒部平乃小屋釣行 レインボー&イワナ③ | ナチュラルドリフト62

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フライで渓流魚を釣る!

7月22日15時頃、対岸から平乃小屋へ帰還。

部屋から湖面を眺めながらのビール。小屋の蔵書にあった1990年代の「フライフィッシャー」黒部が紹介されている号だった。飲みながら「どうせ今日も夕立だろうな…」と、そのうち雲がかかって風が出てきたが、雨までとは行かなかった。ちょっとガッカリ?

明けて7月23日快晴。最終日は黒部ダムへの帰り道、湖に注ぐ沢のインレットを釣りながらのんびりと帰還する事にした。

小屋からの帰路。まず最初の沢が見えてきた。

いきなりドライフライに反応。好調なペースでレインボーがかかってくる。「こりゃあ楽しい!」
30センチ台がレギュラーサイズのようだ。背景には後立山連峰の山並。
帰路には運転もあるから、次の沢まで体力を温存しながら進む。黒部らしい山道。気を抜いて転落でもしようものならヤバい道が続く。小屋で主人から聞いた転落事故の話がよみがえる。
次の沢のインレット。こちらはダム側からのアクセスが楽な為だろうか、反応は少し渋かった。
それでも綺麗なグリーンバックのレインボーがドライフライにドン!と出てくれた。今日のロッドは硬めのライトトレイル3番。6ピースでこの状況には最適だね。
インレットから山道まで数百メートル。ここを最後に釣り上がった。
ここでもレインボーが出た!いきなりフライをひったくってラインブレイク。デカかった。その後つれてくれた小さなイワナ。「レインボーに負けないで頑張れよ」
小屋の主人の話では「今シーズンは春先から大水が無く。淵の砂が流されずに埋まっている」との事だった。なるほどその通り、巻き返しの食い波が極端に少なかった。それで春先に産卵で遡ったレインボーが残っているのだろうか?
初日はやられたけど、楽しい3日間の釣行だった。薬師の湯で汗を流して帰還。それにしても追尾型のオートクルーズは快適。