前日の強い雨が通過して、今日は朝から強風。ときおり谷間を吹き抜ける暴力的な風音がヤル気をそぐ…。それでも今日は新しい相棒のデビュー!MTBは26→20インチにサイズダウン。おかげで荷室のスペースは少しだけ楽になった。
ゲートを越える。日曜日につきリニア工事は休止?ゲートの先の道はアスファルトが整備されていた。
しばらく走らせていると、遠くから「ドーン!」と銃声が2発。狩りをやってるな?と思いながらしばらく自転車を走らせると道に軽トラが停まっていた。
車のかげを覗きこむと、そこにはニホンジカが横たわっていた。少し動いている。傍らには蛍光色のベストを着た猟師が2人。そのうちのひとりが今まさにシカの息の根を止めるべく、首にナイフを立てていた。「うひゃー!凄い瞬間に遭遇してしまった。」河原では猟犬が吠え続けていた。
今回は2年前の土石流で崩壊してしまった沢に入ってみた。昨シーズンは2度入って2回とも先行者がいてボウズを食らった沢。釣り人がいるくらいだから魚はいるんだろう…と。
沢には土石流の傷痕が…砂が高いところに堆積していた。
なんでもない浅い流れでいきなり出てくれた!最初は「ハヤか?」と思わせる軽い引きだったけど、途中からくねるような独特の引きが…!
朱点が綺麗なアマゴだった。実のところこの沢ではイワナしか釣った事が無かった。小さいけれどかなりうれしい!
この後、すぐ上の開きで同じぐらいのサイズが釣れた。まだまだ本格的なポイントはこれから…期待は高まる。イワナとアマゴの混生だと叩くポイントが多くて遡行に時間がかかる。
ところがそこから上の区間は全く反応が無かった。魚影が走るワケでも無い。底石のヌメリが酷くて何度も転びそうになる。その後、大場所で無反応を確認して引き返した。
今日は沢の復活を確認しただけでも良かった。