長時間の反復作業をしていると慣れた頃にミス・事故・質の低い作業をしてしまう事があります。

僕が思う一つの原因は慣れた頃に起きる「走る」という現象です。

音楽で言うと気持ち良くなって少しずつテンポが速まる事を言います。

ただテンポが速まると能力を超えて行きがちなのでミスが増えたり雑になったりします。が音楽の場合、曲のイメージとテンポは重要な要素なので極端に速くなる事はありません。

がしかし仕事における作業では速さ=技術=生産性高い。となりがちなのでテンポに対する管理は甘くなります。

ではリスクの少ないテンポとは?となると。

一番最初に決めたテンポが一番効率的で最終的な結果を予想しやすいモノと言えると思います。

慣れるまでは窮屈ですが慣れて来ると退屈で急ぎたくなる気持ちを抑えるのが重要になります。

何事も一定のテンポ・気持ちを維持するのが真の技術と言えるかもしれませんね。