私のブログを青少年が見てくれるとは思えないので、書いても誰の助けにもならないかもしれませんが、最近よく思い出す習字の先生との思い出があるので、残しておこうかなと思います。
地域の人口とか教室の規模にもよるとは思うんですが、習字って、子どもの習い事としてメジャーでも、高校生でも続ける子って一つの教室に何人いるんですかね~って思うんですよね。ちなみに、私の場合には、私を含め2人しかいなくて、しかも、元々曜日が別だったので、私が高校の都合か何かで曜日を替えてやっと、長いこと続けている同い年の子がいたって知るという感じで、しかも、その子も高校3年生になる前か3年の途中で、受験のために辞めちゃって、最後私一人、小学生に混じって習ってたという・・・
別に私は、それが全く苦痛だったわけではないんですが、もし、今習い始めて8年目くらいで、何かの要因で、もう、そろそろ習字辞めようかと思ってる方がいたら、ちょっとお読みいただきたいなと思います。
私は、20代前半で一度教室を辞めて、10年後くらいに再度同じ先生の教室に通ったんですが、2度目は大人だったんで、技術の話も在り方の話も少しは対等にしていただけたんですね。
で、そのとき先生がぽろっとおっしゃって、私が思わず、「やっぱりそうなんですね!」と興奮した、2人共通の技術面での進歩の法則があるんですよ。
それが、10年に1度、はっきり自覚する技術の進歩があるが、その前の2年ぐらいは何をやっても駄目に見える。
私1人の感覚だったら、絶対に書いたりできなかったと思うんですが、私の先生と私の、2人共通の感覚だってちゃんと確認してるので、自信あるんです☺
私が初めて気づいたときは、「あれ?今まで何がわかんなかったんだろ
」って感じでした。自転車に1回乗れるともう大丈夫になる感覚と似ています。

私は今、書字に取り憑かれて31年目なので、3回目のビッグウェーブの波に乗っかって、とうとう書家になるとか言って、こんなレベルでも書いたものを公開するという暴挙に出てますよね☺
10年に1度、その人が何に気づけるかは人それぞれだと思いますが、モヤモヤが晴れなくてどうしようかと思っている7~9年目の方がいたら言いたい。あとちょっとで、その霧、晴れます

習字に限らず、多分、芸術技術学問の分野は顕著に、一定の時間をかけないとわからない感覚ってあって、必ずそれに気づくときが訪れるんですよ。
先生が注意するとき、「今のあなたはそれしかできないから、今日は帰りなさい」のような、「今のあなた」って主語から始めてたのは、知ってたからか~✨って思いました☺
先生が何にも言ってくれないのは、先生はあなたがそれを乗り越えられると知っているからですが、私はただの通りすがりのどこの馬の骨かわからないおばちゃんなので、信じるか信じないかはあなた次第
とか言って簡単に応援できちゃうんです
気楽って素敵



がんばれ!未来の芸術家&エンジニア&学者さん、そして、
私


ときわあさひ