日曜日の朝、頭の痛さで目が覚めました・・・。そう、二日酔いです・・・。


ゆっくり、まぶたを開けた次の瞬間、「あれ?ここどこ?」


部屋の中で、ベッドの上でもあるのですが、見たことの無い景色・・・。そう、ラブホです。


そして横には、昨夜の合コンで知り合った、29歳の人妻が!?


しかも、自分も人妻も、全裸・・・。まさか・・・。


二日酔いの頭痛など、気にするまもなく、とにかく記憶を引っ張り出すためにフル回転!


カラオケに入って、結構酒を飲んだことは覚えているものの、その後の記憶は一切無し!


慌てて携帯を確認すると、着信あり・メール受信のランプが点滅・・・。


彼女からか・・・?恐る恐る携帯を確認、着信は彼女から、そして、メールは部長から・・・。


とにかく、何が起きたのか情報を確認しなければ!!


すかさず、部長からのメールを確認!


内容

「○○(←自分のこと)へ

さすがだねぇ!健闘を祈る!ちなみに、お前の彼女にはメールして、うちに泊まったことにしてあるので安心してください。また、結果報告よろしく!」


って、それだけかい!


これを読んでくれている、何人かの方には、気持ちを分かってもらえるのではないかと思いますが、本当に記憶が飛んでいたのです・・・。


それよりも、この状況をどう打開するか・・・。


このまま、先にホテルを出てしまうのも有り・・・、しかし、何も無かったとしても、女性だけを残して先に出るのは失礼なのでは・・・。


しかも、ホテル代はどうしたんだ?この人妻が払ったのか、自分が払ったのか?それすらも分からない状況・・・。


仕方が無い、とりあえず自分の彼女には何とでもいいわけをするとして、人妻が目をさめるのを待って、一緒に出よう・・・。


とりあえず、服を着て、目が覚めるのを待つことに・・・。ここで動揺したら、それこそ人妻に失礼だ!


ソファに座って、冷静さを装い、帰った後の言い訳なんかを考えていたそのとき、昔の失敗を思い出しました・・・。


そう、前の彼女と付き合っているとき、今の彼女とホテル街へ入っていくのを見られていたことです!


まずい、同じ失敗は、2度できない!別々に出なければ!


そうこうしている内に、人妻が目を覚ましました。



続きます!