バーへ移動した自分たちは、原宿から、新宿都心の夜景が見えるカウンターの席に2人で座りました。
2人とも、いい感じで酔っていたのですが、自分は「ミモザ」を注文、彼女は甘いシェーク系のカクテルを注文しました。
しばらくすると、彼女が腕を組んできたのです。
正直、かなり緊張しましたが、それがばれないよう、こちらも彼女のほうへ身体を少し寄せました。
彼女の温かい肌のぬくもりが、とても心地よかったことを今でも覚えています。
結局、食事も合わせ4時間ほどいましたが、あまり遅くなってはいけないと思い、10:00過ぎにレストランを出ることにしました。
その前に、トイレに行って、席に戻った自分は驚きました。
ウェイターを呼び、チェックをしようとしたのですが、すでに済んでいるとのこと!?
そうです、彼女が全部払ってしまったのです・・・。
部長からのレクチャーで、絶対に女性に全額払わせるな!という、講義があったので、とにかく半分は払う旨を彼女に伝えたのですが、彼女から「だって、映画は払ってくれたジャン!」と一言・・・。
確かに払ったけど、金額が違う!それに、その後のランチは割り勘だったので、ディナーもそのつもりだったのに・・・。
さらに彼女は、「年上に恥じかかせないでくれる」と言うのです。そして、「それじゃあ、この後払ってよ」と、今度は提案してきたのです・・・。
しかし、この後??
明日は会社もあるし、それよりも電車が終われば帰れなくなる・・・。しかも、部長からのレクチャーで、最初のデートのときは紳士的に帰ること!と言われていたので、彼女には、明日の仕事が早いので、今日は帰る旨を伝えると・・・。
「じゃあ、私が家に行くよ!」と言うのです。
そこまで、レクチャー通りに順調だった自分のプランが、崩れ始めていきました・・・。
また次回、続きをアップします!