インターネットだったか、ショップの前だったか覚えていませんが、確か「ノックせずにそのままお入りください」という表示がしてあったように思いましたが、入る前は一応、アパートの一室に入るので、ノックしてからドアを開けました。


さほど広くない部屋でしたが、くすぐりファンには夢のような世界が広がっていたことを、今でも覚えています。


何列かある棚を、一通り物色した自分は、目に付いた2本のビデオを持って、レジに行きました。


レジには、若い男性がおり、てっきりこの人が松下氏なのかと思いましたが、違うようでした。


ビデオを、茶色の紙袋に入れてもらったのですが、少し目立つため、持参したバッグに入れて、帰路を急ぎました。


心の中では、早く内容を観たくて仕方ありませんでした。


自然と、早歩きになり、電車に飛び乗り、そして、自分のマンションへ帰りました。


早速、バッグからビデオを取り出し、ビデオデッキへ入れます。


購入したのは、女スパイもの・・・。


拘束された女性が、全身をくすぐられていく内容のビデオに、かなり興奮しました。


前からやってみたい「くすぐり」が、そのビデオの中でまさに再現されていたのです!


正直、このようなブログの中で、松下氏の名前を出すという、おこがましい行為をしてしまい申し訳ないのですが、くすぐり界が、まったくと言ってよいほど無名だったこの時代に、女スパイもののビデオを発売されるのには、相当な苦労が有ったのではないでしょうか?


ただ、当時の自分には(今もそうですが)、正直、松下氏には尊敬の念で一杯でした。この人がいなければ、日本のくすぐり界は、今でもまったく無名なもので終わっていたような気がします。


これからも、がんばっていただきたいと強く願う一方、かげながら応援させていただければと思っています。


くすぐりファンの皆様!一緒にがんばりましょう!