そして、一回目・・・。当然のこととはいえ、自分の圧勝で終了・・・。


そして、「それじゃあ、罰ゲーム・・・?」と言う前に、彼女から、


「勝敗の回数を記録して、最後にまとめてでお願いします・・・。」という提案があり、仕方なく合意しました。


二回目、三回目と続けましたが、結局自分の自爆を一回含めた、20勝1敗で幕を閉じました・・・。


つまり、19分間彼女をくすぐれるのです。


いよいよ罰ゲームと言うとき、「時間を半分にしてください・・・。」と彼女からお願いされ、これも仕方なく了承し、10分間くすぐることになりました。


すると今度は、「どこをくすぐるの?」との質問。そこで、「どこだったらいいの?」と聞き返しました。


すると彼女は、「脇と脇腹以外ならいいよ」というので、「じゃあ、足の裏は?」と訊きました。彼女は、「じゃあ足の裏で・・・」と答えたのでそこに決定しました。


彼女をうつ伏せに寝かせて、彼女の足の裏を自分の脚の上に持ってきました。そして、くすぐりを開始したのです。


ところが、かなり足をばたつかせたので、「足を動かしたら1分延長!」というペナルティをつけました。


彼女はとても素直で、身体は動かしていましたが、足は一切動かしませんでした。ですから、相当くすぐりやすかったのです。


かかとから初めて、土踏まず、指の付け根、指の間・・・。特に、指の付け根と、指の間は相当くすぐったかったのでしょう、かなり身体をよじらせていました。しかし、足の指を曲げたり、開いたりせず、ほとんど動かすことなく耐え続けたのです。


結局、10分を少し超えて、12,3分くらいくすぐっていたと思います。終わったときには、彼女はぐったりしていましたが、何かから開放された安心感みたいなもので、少し微笑んでいたように思います。


そして、その日は解散しました。