結局、制限時間の25分は超えて約30分、下半身(脚)のみくすぐりを行い終了しました。しかし、コーチはほとんどマンガを読んでおらず、勝負は自分の勝ちとなりました。
とはいえ、勝負による罰ゲームを決めていたわけでもなく、コーチは半分疲れている状態・・・。時間も遅くなっていたので帰ろうかと思い、コーチにその旨を伝えようと思った瞬間、
「あ~あ、負けたかぁ・・・。私が罰ゲーム受けないといけないじゃない・・・。」
と言うのです・・・。さらに、
「罰ゲームは、私が上半身のくすぐりを受けること!」
と、勝手に決めてしまったのです。もちろん、くすぐり好きの自分にはうれしいことなのですが、さすがに上半身への接触はいけないような気がしていましたし、なぜか恥ずかしい気持ちになったことを覚えています。
それでも、くすぐることへの欲望が強く、罰ゲームを始めることになりました。
方法は、コーチが仰向けになり、コーチの両手は頭の後ろで組んだ状態で、動かさずに30分間と言うことになりました。さらに、くすぐっている途中で、コーチが動くと、ペナルティで時間を5分延長すると言う、コーチにとってはかなり厳しい条件での罰ゲーム・・・。時間も自分が計ることとなり、いよいよスタートです。
「スタート!」
コーチのかけ声とともに、くすぐりを開始しました。
まずは脇腹攻めです。昔から、あまり強くするのが好きではないので、軽く触れる程度にくすぐったのですが、いきなり上半身が動いてしまいました。これは見逃そう、と思ったのですが、コーチから
「今のは5分延長!」と、悶えながら言うので、5分延長です。
腹筋には、かなり力が入り、相当苦しそうです。
脇攻めに移ったときは、両手が上から降りてきました。これでまた、5分延長・・・。
上半身の次は、脚を再度くすぐりました。
途中、休憩を挟もうと思ったのですが、手を止めるとコーチから怒られてしまうので、休憩なしでくすぐりを続け、ペナルティもあり、約1時間くすぐり続けました。
くすぐる方も、1時間は楽しいのですが、さすがに疲れてきます。くすぐられる方は、相当苦しかったことでしょう。
終了したとき、コーチは汗だくになり、息使いもかなり荒くなっていましたが、
「ありがとう!」と笑顔を見せてくれました。
それから、しばらくの間、毎週日曜日はくすぐりの日となり、コーチの自宅へお邪魔しては、くすぐらせてもらっていました。
約1年後、コーチは結婚し、スクールを辞めましたが、その間自分のくすぐり相手になってくれたことを、今でも感謝しています。
以上が、自分が始めて体験したくすぐりです。楽しんでいただけましたでしょうか?最後はあまり詳細に書けませんでしたこと、お詫び申し上げます。これからも、少しずつ、体験談などをアップして行こうと思いますので、よろしくお願いします。