初めての、くすぐり体験といえば、中学2年のときだったと思います。


それまで、「じゃれあい程度」にくすぐった経験はあったものの、しっかりとくすぐったのはそのときが初めてでした。


場所はスイミングスクール。自分が通っていたスイミングスクールは1回のコースが1時間半のですが、ラスト10分くらいは自由時間となり、プールの中で遊ぶことができます。


その年に高校を卒業してすぐに入ってきた女性のコーチがいました。卒業したばかりなので、年は18歳。自分から見ればお姉さん的存在です。背も高く、きれいな女性でした。


最初は担当のコーチでもなく、あまり話もしなかったのですが、スクールに通うほかの友人たちと話していくうちに、だんだん親しくなっていきました。


そのうちに、ついにコーチをくすぐるチャンスが来ました。そのラスト10分の自由時間のときに、そのコーチがいきなり


「おんぶして~!」といって、自分の背中に飛び乗ってきたのです。


もちろんプールの中ですので、ぜんぜん重くありません。


おんぶをしなければならないので、コーチの両太ももを両腕に抱えました。コーチも自分の肩から前へ腕を組んだ状態です。


くすぐりをしても怒られないか心配でしたが、自分の両腕を少し水面の方へ上げ、脚が水面より上がるか上がらないかのところへ持ってきました。手は自由に動かすことができたので、そこから足の裏のくすぐりを開始しました。


反応はかなり良く、相当くすぐったかったのだと思いますが、逃げようとはせず「全然くすぐったくないよ!」と、我慢を続けてくれたのです。およそ5分くらいでしたが、終了の合図がかかったのでコーチのおんぶを解き、プールを上がりました。


そのときコーチが一言「また、おんぶしてね~」


今考えても、くすぐられ好きなコーチだったのでしょう。


ファンの皆様も、初くすぐり体験はいつですか?たまに、思い返してみるのもいいかもしれませんね。