夏が終わってしまう、コンビニにあるアイスも梨味のアイスが増え秋の入り口が見えてきた。
寂しいが、秋も好きだ。
さて酔っ払い過ぎた時の失敗。
僕は、お酒が好きで結構飲むが、酔っ払った時は基本気持ち悪くなってトイレにこもってしまうので、あんまり大した失敗はしない。
ただ1回だけ、恥ずかしい失敗をした事がある。
それは2年前の10月、長野で行われた高校時代の野球部のキャプテンの結婚式の時の事だ。
みんなに厳しくしなければいけないキャプテンは、嫌われる可能性があるにも関わらず、嫌な顔1つせずチームをひっぱり、まとめてくれたキャプテンの結婚は本当に嬉しく、さらに中学の時から一途でずっと付き合っていた2人というのもあり本当に素敵な結婚式だった。
そんな結婚式の二次会で、僕は乾杯の挨拶を任された。
乾杯の挨拶、、
僕は思っていた。
まじでやりたくない。
僕は二次会の前にコンビニに駆け込んだ。そして大量のお酒を買い、飲みに飲んだ。
何故なら、まじでやりたくないからだ。
でも大丈夫、普通に2人に祝いの言葉を言って乾杯の挨拶をすれば良いだけだ。面白い事なんて求めてない。
そして、二次会が始まり司会の人が言った。
「え〜それでは皆さま、乾杯の挨拶を新郎の高校時代の友人である原田様にお願いしたいと思います。原田様は今、よしもとで芸人として活躍されています。それではどうぞ」
終わった、、、
そして僕は、そこからあまり記憶がない。
覚えてるのは、その後やけくそでひたすら酒を飲み、キャプテンが乾杯の挨拶のお礼で、漫才で使ってくれとネクタイのプレゼントをしてくれ、その優しさでさらに酒を飲みまくった事だ。
そして、僕は近くのホテルに千鳥足で帰った。
長野の田舎だったので、街灯もほぼなく星が綺麗だった。
その時だ、
ガッ!!じゃぼん!!
体が冷たい
どうやら、ドブに落ちたみたいだ。
道路の横にある、水路のドブに落ちた。
イメージだとこんな感じの水路だ。
この水路にめいいっぱい水があり、肩まで浸かった。
何故なら街灯もなく星が綺麗に見えるくらい暗いからだ。
何だよまじで。
上がるのも難しいくらい浸ってるよ。
最悪じゃん。めっちゃ臭いじゃん。めっちゃドブじゃん。
ただ僕は力を振り絞って上がった。
ドロドロの舞台用のスーツ、頑張って手で泥をとった。
満身創痍の中、次の日も朝早いので、ヘロヘロの状態でホテルに向かおうとした時、水路の泥に何かがうかんでいた。
お礼でもらったネクタイだ。
やばい、、、
ドブにもう一回入る嫌さと、ネクタイの大事さが同じくらいだ。
マジでもう一回入りたくない。
ただ、僕も真人間。
悪魔の囁きを振り払い、ドブにもう一回浸かりネクタイをひろった。
そしてホテルに帰り水没して壊れる前のiPhoneカメラで写真を撮り
この状態で山梨に行き
何ならドブに落ちる落ちない関係なく、シンプルに飲み過ぎて遅刻した。
入り時間に来ない僕を心配した大原がツイッターのDMで僕のお父さんに、「よしひろ君が山梨に来ないんですが知ってますか?」とメッセージを送っていたのも考えると申し訳ない。
ただ僕は酒を飲み続ける、
漢だからだ。
ありむーは相方に迷惑かけた事とかあるん?