人気のボスフォラス海峡クルーズ | ときたび日記

人気のボスフォラス海峡クルーズ

 前回のブログが、地図だらけになったので、地図が有れば分かり易いかと思って、ボスフォラス海峡クルーズを紹介したのですが、長くなったので独立させることにしました。

ボスフォラス海峡
 イスタンブールは、ボスフォラス海峡に突き出た三角形の半島の先端に都市があるので、海峡にそって有名な建物が建ち並んでいます。

 このため、ボスフォラス海峡のクルージングは、人気のツアーです。
双眼鏡か、高倍率の望遠レンズのついたカメラを持って行くことをお勧めします。
モスクや要塞、宮殿等の美しい建物が、驚く程沢山建ち並んでいます。

ガラダ塔とガラダ橋
 イスタンブールで、橋と言えば、ガラタ橋が有名です。
二階建てになっていて、以前は下にレストランがあったそうですが、今では撤去されています。
何故か、平日の昼間から釣り人がいる不思議な橋でもあります・・・。
下の地図を拡大して貰うと分かりますが、旧市街の横にある金角湾(Golden Horn Bay)を跨いでいます。

その向こうに見えるのがガラタ塔。1348年にジェノバ人が、自分たちの居住区を守る為に築いた物です。
61mも有る12階建ての建物で、今では観光用に解放されています。
物見の塔だけあって、展望テラスからは、360度、イスタンブールの景色が楽しめます。

塔と組み合わさって、趣のある橋ですが、ここ、ガラタ橋あたりが、クルーズの出発点です。

イスタンブール市街図

ドルマバフチェ宮殿
 この白い優雅な宮殿は、ドルマバフチェ宮殿。征服王メフメト2世が造園した庭園に、1853年アブデュルメジト1世の命によりアルメニア人の建築家が建造した宮殿です。
実際に王宮として使用された建物で、見た目は西洋風ですが、内部は男性向けの空間と、女性向けのハレムに分かれています。
総面積、45,000m2、285の部屋、46のホール、あげくにトイレが68有ります。
凄く豪華ですので、後ほど、項目を建てて、紹介しますね。

ルメール・ヒサリ
 こちらはコンスタンティノポリス攻略の時に紹介した、スルタン・メフメト二世が街を攻略する為に建てた、「ルメール・ヒサリ(Rumeli Hisari)」。
 この要塞の対岸には、「アナドール・ヒサリ」と言う要塞があり、二つの要塞によって、ボスフォラス海峡の渡航の安全を期すというのが、スルタン・メフメト2世の公式の理由でした。

 この、「ルメール・ヒサリ」の近くに、ボスフォラス海峡を渡る大橋がかかっています。
ボスフォラス海峡はアジアとヨーロッパを隔てる海峡ですから、アジアとヨーロッパを繋ぐ大橋と言うことになります。
橋
ここ、第二ボスフォラス大橋は、日本の技術陣によって懸けられた物で、ガイドさんもそのように説明してくれます。

記念切手2
 この橋を記念した切手まで有ります。
 実際問題として、日本が援助をしたとしても、それを記念して切手を発行してくれる国は多くないです。トルコの親日的な一面という感じがします。

 このあたりで、船はUターンし、ガラタ橋の近くにある桟橋に戻ります。

港の側2
 そして、再び桟橋に到着して、楽しいクルージングは終了。

ここは、魚市場があって、楽しいです。
魚市場は、あまり「ときたび」という感じではないので、イスタンブール紹介の最後にでも、ふれたいと思います。