おはようございます
ときた整骨院
https://tokitaseikotsuin.com/ です。
いつも仲良しマロウ君とマンゲツさん
でも一緒には箱には入らない
大体こういう構図になるのだが、
なにか意味があるのだろうか (笑)
今日の話は
【変形性膝関節症】9年間注射しても正座できなかった方が…!
先日の患者さん
9年前より膝に痛みが出るようになり
整形外科で毎月注射を打ちに来て下さい。
それを9年間続けてきたのだが
今年に入って膝が曲がらなくなり、
正座が出来なくなってきた。
歩く様子も指摘されることが多くなり、
ご本人が行ってる美容院の先生から当院を紹介してもらい来て下さいました。
茶道を教えているということで、
正座ができないのは死活問題。
何より自力で正座ができない…
ということに自分自身に、不安と情けなさを感じていた様子。
お話していくと
膝を支える筋肉が弱いからジムにも通った
膝の痛みをどうにかしたいがゆえにクスリに頼ったが胃を壊した
膝に良いことは何でもした
ということでしたが、膝の痛みがなくなることはなく
正座ができなくなってしまった。
これからどうすればいいのか… ということでお悩みでした。
変形性膝関節症
加齢による膝の摩耗によって起こる痛みや運動制限
この変形性膝関節症で何年も通院したり、注射したり
でも良くなっている様子がない・・・
という方は非常に多いです。
もちろん膝の状態により経過は違ってきますが
この方の場合、
初回で膝に痛みがなく正座ができるようになったのは、
膝を調整したわけでもなく、
太ももの筋肉を強化したわけでもなく、
膝関節の機能を妨げていたある場所を調節しただけ。
それが、アキレス腱です。
アキレス腱と膝関節は、運動学的に大いに関連しあう場所で
アキレス腱の不具合が、膝に影響していた。 ということ。
施術前に正座をしてもらい、
その時の膝の痛み 膝の曲がりを確認してもらい
現状を確認してもらって、
今度は、アキレス腱を調整しながら正座をしてもらうと・・・
「え!? え~っ!?」
「正座ができるし、痛くないんだけど・・・」
今まで正座はあきらめていたわけですから
ご本人からすれば正座できることが不自然に感じますし
少し怖いようにも思っていますが、
実際、正座ができて痛みがないのです。
ココで初めて、
膝が悪いのではなく、アキレス腱が膝の機能をジャマした結果が
膝の痛みや運動制限を作っていたんだ!
と、気付いて下さいます。
長年、定期的に注射を打ちに行ってた膝の痛みが
回復できることと
膝の問題ではなかった。
ということを具体的に体感し、希望を持てた初回の施術だったと思います。
意外にこういったケースもあるので、
ちょっとした知識に持っていると良いかもしれません。
ときた整骨院
047-340-5560