【2】
ドラえもんのいない生活がはじまる。
いつものようにジャイアンにいじめられ、スネオは常にジャイアンの腰ぎんちゃく
しずかちゃんは出来杉君と仲が良く、出来杉君はあいかわらず秀才である。
ある日のび太はドラえもんのいない生活が我慢できなくなった。
当たり前のようにそばにいる人が急にいなくなった日々
これはなった本人にしかわからないが相当寂しい毎日だった。
引き出しをあけてみる。ドラミちゃんとの事があってから
普通の引き出しとなっており、タイムマシンの機能は完全になくなっていた。
時々押入れに隠したドラえもんに触れてみる
もしかしたら動きだすかと期待を胸に高めるが
まったく動かない。体のあちこちをいじってみる
だがのび太には全くわからない構造であるので
どうすることもできないのはのび太自身にもわかった。
ある日のび太は一人で出かけてみる
ロボット関係の会社に。
そこで話をもちかける。のび太が子供であったせいか
全く相手にしてもらえない。
しかし一人だけ真剣に聞いてくれる男性がいた
のび太が一生懸命説明する
しかしどの説明をしても
ロボット技術ではありえないの一点張りであった。
人と同じように話す?物をたべる?四次元ポケット?
タイムマシン?喜怒哀楽も備わっている?
その男性は世界で一番最高のロボットをのび太に見せた
しかしのび太は愕然とする
四角い機械のような物体
ウィーンガシャ!ウィーンガシャ!
こんなのがドラえもんなわけがない
「ドラえもんは、僕と同じように話して
ケンカもして、二人で笑って、一緒に遊んで
近所の猫に恋もして、ドラ焼きが大好物で・・・」
さすがにその男性も呆れた対応になった
「きっと夢でも見たんだろう・・・」
のび太はその他にもたくさんの
会社へ回った。
しかし結果は最初にいった先と似たりよったりだった。
ただいつか将来そういったお手伝いさんロボットが開発される
可能性はあるとの言葉だけがのび太の記憶に残った。
のび太はまたもや家に帰って考える
ロボット?いやドラえもんは
ロボットなんかじゃない僕の親友なんだ!
あんな人達には分からないんだ。
ドラえもんの事は僕が一番わかっているんだ!
つづく