13 うれしかったこと

仕事でたまに会う人で、脱毛症経験者の人がいます。

その人(30代)は20代の頃に1度全部抜けて、液体窒素療法で治ったそうです

最初の脱毛が治まって脱ウィッグした頃に、昔、脱毛症になったことがあるという話になり、初めて親しい人以外にカミングアウトしました。

多分その時は、自分も脱ウィッグしていたので話せたんだと思います。

周りに脱毛症経験者がいないので、脱毛症あるあるやウィッグあるあるを話せて、ちょっと楽しかったです

再発した時にもその人には言いましたが、その後会っても特に脱毛のことを話すわけでもなく、普通に仕事をしていました。

その人に今日、

sakutaさん、髪伸びましたねぇ

と言われました。

今日も私はB社のロングのヘアピースを被ってひとつにまとめていました。

一瞬、ん？

どういう意味？と思いつつ、

えーっと、伸びてないですよ。再発した時からまだずっと部分ウィッグを被ってます。

自毛も生えてきてるけど、まだウィッグなしは無理なんです。

と答えたら、

えっ！

まだウィッグなんですか？

全然わかってなかったです。

えー、全然気づいてなかった。

と言われました。

すごくうれしかったです

前にも書いたことはありますが、私は誰にでもバレバレだとは思っていませんが、それでも日によってはなんかしっくりこなくて

あーなんかズラっぽいな、多分バレてるな

と思う日もあります。

というか、バッチリ完璧やなと思う日はほぼありません。

今朝も、前髪の分け目がうまく隠せなくて何回もやり直したので、脱毛症経験者でウィッグ経験者の人に気づいてなかったと言われたことは、とてもうれしかったです

不器用な私でも、人に気づかれないように被れるウィッグがあって、ホントに良かったなと思いました。