昼過ぎに、母が来て、ももは、小さな体に、太い管を通されていて、延命治療状態らしいです。
それでも、一生懸命に生きようとしていて、ももとしては、生きたいみたいです。
ももは、我が家に来たばかりの時は、頻繁におイタをしては、父や、母に怒られて、私のイヤホンを、何個壊された事やら。
私が、一時期ハマっていて、かなり集めていたクレーンゲームの景品のぬいぐるみ達は、全てももが、勝手に持って行き、いつのまにか、もものおもちゃになり、他にも、私や、母が、おもちゃや、服をたくさん買い与えて、今考えると、かなり甘やかしてしまったかもしれません。
ももは、服にも、こだわりが有り、私が買い与えたスカジャンや、ワンピースのチョッパーのプリントされたTシャツは、喜んで自分から袖を通しましたが、母の好みで買ったピンクや、フリフリのフリルの付いたラブリー過ぎる物は、着せようとすると、逃げました。
3年前の元気だった頃のももです。
このぬいぐるみが1番のお気に入りだったみたいで、本当に、頻繁に戯れて遊びました。
母が、最期に持たせると言っていました。
最後に、写真を撮った3年前の秋頃です。
この後、ももは、緑内障が悪化して失明してしまいました。
目が見えなくなって、あちこちにぶつかりながらも、一生懸命に動き、トイレも、見えない状態なので、あちこちで、してしまい、父が暴力を振るっていました。
私は、常に、誰かに暴力を振るわないと気が済まない父が、許せません。
知り合いに、父の件を愚痴ったら、来世は、立場が逆転して、ももが人間に生まれ変わって、来世に犬になった父を、人間になったももが飼い主になり、かつての飼い主と犬の立場が逆転して、父は、生まれ変わったももに、虐められる と言われました。
明後日から、私は、また1週間バタバタしてしまうので、最期のお見送りに間に合うかわかりませんが、ももに、申し訳ない気持ちでいっぱいなのと、お世話になった感謝の気持ちで、いっぱいです。
母は、泣いていました。
私は、無理矢理にでも、楽しい事を考えて乗り切ります。

