”北室白扇のそうめん” | 歩けない保健室

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膝が悪くて看護師になれない保健師の健康日記

最後に父に会ったのは5月31日でした。

車で事故をしなかったのがせめてもの救いです。
幼なじみさんや市内の親戚が続々と来てくれました。

ばらばらと絶妙に密にならずに来ていただけました。
お歯黒トンボさんもおくりびとならぬ
おくりトンボ。
すぐに逃がしました。

湯灌の装置。これをお姉さんが駐車場まで担いで帰られました。

男性に青い花を並べるんですと
青いアンスリウムとか違和感でしかないんですけど…
開店と同時に入った店で取り急ぎ買った花(私と娘たちの名前)
ピンクの縁取りのカーネーションに青いインクを吸わせたり、
クセが強いー!


祇園四条界隈にはスナックに飾る蛍光色の胡蝶蘭とか並んでます。

お隣さんが、作る暇もないでしょうと
差し入れを下さいました。
鰻とか穴子とかだし巻きとか!
まともに食べたの久しぶり!と感動してました。

明日も早いです。がんばる。

みなさん「お疲れ出ませんように」
と言ってくださる。
まだ気が張ってるんでしょうね。

結婚式のビデオや
孫にハーモニカ吹いてやるビデオを
DVDに焼いて上映会したら、
手がつけられないくらい号泣するんだろうな…

スマホに残している留守番電話のメッセージも
まさに今号泣するためのアイテムとしてとっておいたものです。

なんか母がそばにいるときに泣くのは悔しいのです。

来てくださる方々が口を揃えて
「あんだけ好きなことを
自由にやってきはったんやし
心残りないやろう」
といわれるので、
それはそれで複雑ですが…
どんだけ~(汗)

大型犬を飼い
バイクも大型に乗り
アメリカのハーレー祭りについてくのが夢で
ハーレーなりきりジャケットの
仲間で隊列組んで北海道一周したりクレー射撃もしに行った
部屋にはキジの剥製
50代は青春してた父でした。



透析のない日は仲間が集まる昼カラオケいったり
透析直前に果物食べたり
何度も救急車をよんだりしたけど
不思議とコロナにならなかったので
透析の仲間に心配かけることもなく。

救急車に乗るときは心臓が止まっていたという
あっという間の危篤。
治療するしないを私に決めさせられ
孫が来るまでつけられていた
昇圧剤を抜いてくださいと頭を下げ

ボーッとモニターを見ていたらだんだん少なくなる波形
そしてつーーーーーとフラットに。
そしてご臨終


本人、まだ死んだこと気づいてないかも。


管をはずして血を拭いてお迎えの車にのせられて
25,000円

この後は湯灌様。
長い一日となりました。

この記事。
昨晩布団に入ってから作ったら
また酩酊さんみたいな文になってたので

投稿ボタン押してなくてよかった
今 目を通してからの投稿です。
ぐっすり眠れてますが
平日のタイミングでめざましが鳴ってしまいました。

今日は雨の予報。
いたい膝にむち打ち火葬場に行かなくてはです。