肝炎は酒飲みの病気だと信じてました。 | 歩けない保健室

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膝が悪くて看護師になれない保健師の健康日記

B型肝炎は、HIV同様STIの
性行為感染症だったり、
針を取り替えないタトゥーやピアス等で感染するのは知識としてありましたが、
肝硬変になるのは酒飲みの性と信じてました。

今日は、京都府がやってる肝炎対策の勉強会に行ってきました。

そのために自転車で出勤したので、途中心臓破裂するかと思いました…。

府だけでなく全国でほぼ同じことをされてるはずですが
・肝炎の検査はほぼ全国で無料
←昔々予防接種を、針の使い回しでしていた国の責任があるから。


←裁判起こす弁護士のCMがあるあれですが、自分が当時そこで予防接種をしたという証拠はなかなか出てきません。


・ウィルスがいることがわかったら、発症しなくても定期検査はほぼ無料(最高でも三千円)

所得制限がありません!
輸血歴、予防接種歴のある方
タトゥーやピアスいれたことのある方
誰でも検査を受けられ、陽性といわれたら精密検査が受けられます。



もし数値が悪化して治療が始まったら
・B型肝炎のウィルスは排除できないが減らせる
・C型肝炎は排除できる

治療薬はまだまだいい薬を開発できるのびしろがあるのか、
治療成績をあげるために
肝がんレベルになってもまだ助成があります!

重症肝炎には
身体障害者手帳も交付されます。

ただし、ウイルス由来であること。
お酒のみすぎや他臓器からの転移、
私のようなメタボの脂肪肝由来の肝硬変は対象外です。


京都市は、HIV検査と同じ日時、場所で
肝炎検査を受け付けてます(平日のみ)
夜しかダメな方はかかりつけ医で検査くらいはしてくれるはずです。


HIV以上に他人事感が強すぎることで
国が慌ててお金を出して検査を受けてもらってる感じです。

昭和の時代に予防接種をした覚えのある方は是非検査を受けてください!

という勉強をしてきました。
ここにあげることで自分の復習&啓発になることを祈りつつ。