昨年の作品展で麻のタペストリーに
使った蔦唐草(つたからくさ)のデザインがありました。
私がとても好きな型です。
「これを組み合わせてのれんにしたら」との意見
が多くありやっと染めてみました。
 
 
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糊置きをして乾燥させてから
色差しをしました。
色を入れて藍染に鮮やかさと立体感を表現するためです。
色は紅型(びんがた)に使う顔料を
使用します。
 
 
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藍は染め教室で建ててある徳島のすくも藍で染めました。
藍の液に5~10分間漬けた後
空気酸化させます。
これを3回繰り返しました。
 
赤の色に使った顔料は洋紅と言います。
これが藍に漬けると
赤紫になります。
藍色に使った顔料は本藍と言います。
藍に漬けた後は廻りより濃くなります。
 
一味違ったのれんが出来ました。
 
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あのウルトラマンのお雛様は
色を定着させるため
媒染液を塗り
2~3日後に糊を洗い流して
出来上がります。
どうなるか楽しみです。
 
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