「ほんま新世代って感じでした!

 みなさんともっと仕事したいです!」

と濱口優さん。

 

今年の2月24日(日)に「よゐこ濱口優をよく知らない4人の若手放送作家たち」というライブを担当させていただきました。

 

このライブは、

 

よゐこ濱口のことをよく知らないという4人の若手放送作家、澤井直人、白武ときお、板倉輝、ダンプが濱口を自由に使った企画を展開。芸歴29年目の濱口優と、未来のテレビ業界を担うであろう作家たちがどのような化学反応を起こすのかという実験的なライブ。

 

 

カツオさんの推薦で参加させていただきました。

 

普段、放送作家は企画や台本を書いて、実際に責任を持って成立させるまでもっていくのはディレクターや演出家が担当することが多いです。

 

このライブでは、企画、構成、演出、人によっては出演も兼ねて、自分の全責任で濱口さんを面白くするという、テレビを主戦場とする放送作家にとっては非常に稀で追い込まれるものでした。

 

このライブの考案者である樅野太紀さんからも「若いうちにヒリヒリして失敗したほうがいい!あとにつながる経験になるはず」とおっしゃっていただいたのですが、本当に追い込まれて経験値のあがるライブでした。

 

本番は濱口優さんとなすなかにしさんに面白くしていただき、無事終了することができました。

 

そのライブから二ヶ月が経ち、今度は「若手放送作家に刺激を受けた中堅作家4人がよゐこ濱口とライブ」が開催されます。

 

担当される中堅作家さんは、デーブ八坂さん、深田憲作さん、カツオさん、なかじまはじめさん。

 

その中のお三方、デーブ八坂さん、深田憲作さん、カツオさんはぼくにとって放送作家人生の命の恩人です。

 

ぼくには企画書の師匠が二人いまして、そのお二人というのが奇しくも今回参加されるデーブ八坂さんとカツオさんです。

 

なんでもない22歳のザコ放送作家見習いのぼくに、企画書の書き方を教えていただいた最初の人がデーブ八坂さんです。

 

ペライチの書き方やレイアウト、企画になっているものとなっていないものの違いなどを丁寧に教えていただきました。あとゴシップもたくさん教えてくれます。

 

カツオさんには、通る企画書のコツを、実際に通った企画書を見せていただいて教えていただきました。教わってから見違えるように企画の打率があがりました。あと高級寿司をご馳走してくれます。

 

若手放送作家が仕事をしないで遊んでいるときに「おれがこうしている間にも八坂さんとカツオさんがサイボーグのように無尽蔵に企画書を書いていたらどうしよう」と思い憂鬱になる「ブルーサイボーグ症候群」が起こるほど、偉大なお2人です。

 

深田憲作さんには「ガキの使い 笑ってはいけない大脱獄」に呼んでいただきました。

 

深田さんは高須光聖さんがラジオ「放送室」で放送作家募集をした際に、合格して放送作家になった凄い人です。

 

「笑っては」に誘っていただいたときぼくは23歳で「少しは笑いのことをわかっている」と勘違いしていた井の中の蛙中の蛙でした。実際に会議に出てみると深田さんの出すネタの強さに、根元から鼻を折られました。そして、どうネタを出せばいいのかたくさん教えていただきました。あと夜中に散歩に誘ってくれます。

 

そんなお世話になっている先輩たちのライブは4月20日新宿角座にて開催されます。どんな内容になるのか楽しみです。みなさんもお時間合えばぜひ!

 

よゐこ濱口をよく知らない4人の若手放送作家たちに刺激を受けた4人の中堅作家たち

https://natalie.mu/owarai/news/326648

 

日時:2019年4月20日(土)17:30開場 18:00開演
会場:東京・松竹芸能 新宿角座
料金:前売3000円 当日3500円
チケット:チケットぴあにて販売中。
<出演者>
よゐこ濱口 / なすなかにし / デーブ八坂 / 深田憲作 / カツオ / なかじまはじめ