今朝は5時半から1時間程度、近くの川べりをウオーキングしました。
土手で70代後半とおぼしき男性から、「おはようございます」と声を掛けられたのです。
コロナ禍で、最近は知り合いでなければ、声を出したりの挨拶はしないのですが、彼はなにかうれしそうです。
マスクもせずに、近寄ってきて、
「ワクチン打った?」
「まだ」
と乗り気でない私に、
「2度目うったよ」と。
「それはよかった」。
そっけない私の対応に彼は離れていってしまいました。
しばらくしたら、前を歩く女性に、同じ質問をしているのが聞こえてきます。
「まだ」
「ぼくは2回目打ったよ」
ワクチン打ったから、ルンルン、マスクなんかいらないもんね、といわんばかりのうきうきぶりです。
「こんな楽天的な人がいるんだ」と思いながら、この間のNHK の報道を思い出しました。
ニュースでワクチン打った人の感想を伝えていました。
「これで孫に会える」
「これで旅行に行ける」
接種率を高めるためのねらいがあるとはいえ、ワクチンに対する過信ぶりには呆れるほどです。
ワクチン万能の考えは、こうしたマスコミの無責任な報道にも一因があることを痛感しました。