~日本とペルーの国際結婚秘話~


夜の公園での記念撮影が終わり、クラッシックカーで披露宴会場へ向かいました。車に揺られて15分、到着したのは2階建てのチャイニーズ・レストランでした。


ペルーには、大小さまざまな中国料理店がかなりあります。これらのお店はCHIFA(チーファ)と呼ばれ、親しまれています。女房は、その一つを貸し切りました。


車を降りて、レストランの入り口に近づいた時、


「さぁ、やっとビールが飲めるぞぉ~」


と、心の中で叫びました。


しかし、まだ飲めません。えっ?


何と、レストランのドアが開いたと同時に、「結婚行進曲」が再び流れてきました。そして、披露宴に出席してくださった方が、入り口付近で私たち二人を歓迎してくれたのです。


その数は、


100人!


「あれっ!、結婚式の時は50人位だったよね~」


「そう、夜7時に始まったから、みんな来れなかったの。みんな会社から家に帰るのに時間がかかるから。」


「みんな知ってる人なの?」


「そうだよ。」


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レストランに入った瞬間、頭上からお花が降ってきました。
この後、階段を上り、2階の披露宴会場へ!


こんな会話をしている間も、「結婚行進曲」は流れ続けています。そして次は…


聞きなれない音楽が…!


ワルツ


でした。


「えっ?間違ったCDを入れてるよっ」


と思ったので、女房に尋ねました。


「いいの、いいの、ペルーの結婚式のパーティーでは、新郎新婦はまず始めにワルツを踊るから」


という返事。


「聞いてないよ~」


「日本で、ワルツを踊ったことないよぉ」


、と心の中で叫びました。


しかし、CDの音楽は止まることはありません。


しかも、ドキドキしている私!だって、


100人の前で踊るのですから!


女房と二人で踊るから何とかなるだろう、と思っていました。しかし、予想外にも曲の途中で、親戚の人や女房の友人が何人も来て、順番に私と踊るのです。もちろん、女性ばかりです。


はっきり言って、この時はペルーに来てから初めて緊張しました。


つづく…


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